ふと鏡に映った自分や、意図せず撮られた写真に映る自分を見て、想像以上の“おばさん感”に自分でびっくりしてしまうことはありませんか? この企画を担当している40代のエディターである私自身はあります……。洋服で少しでも「おばさんっぽさ」を軽減する方法はあるのでしょうか。スタイリスト渡辺智佳さんに教わりました。
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年齢とともに失われてくるものを「洋服で補う」
「年齢を重ねると肌のハリや艶がなくなってきたり、体型に丸みが出てきたりと、変化があるもの。洋服を選ぶときは“ほっこり”とした雰囲気のものを避けるのがおすすめ。“ほっこり”しないためにはどうすれば良いかと言えば、たとえば……
・マットなウールのスカートよりも艶のあるサテンスカートを選ぶ
・クルーネックのトップスよりもシャープに見える直線的な襟のある服を選ぶ
・ジレを加えて直線感を足す
・落ち感のあるブラウスよりパリッとハリのあるブラウスを選ぶ
などです。
自分にはどのアプローチが良いかは、自分に足りないもの、補いたいものによって変わりますので、次から詳しく紹介していきます」
① 肌や髪の艶感が足りないと感じたら…「ツヤのある素材を取り入れる」
「艶感を補いたい場合は、艶のある素材を洋服で取り入れます。先に紹介した『マットなウールのスカートよりも艶のあるサテンスカートを選ぶ』方法ですね。全身をマットな素材でまとめるよりも、ほっこりとせずに、華やかな雰囲気に仕上がります」
② 体に丸みが出てきたと思ったら……「ジレやシャツで直線を加える」
「先に紹介した『クルーネックのトップスよりもシャープに見える直線的な襟のある服を選ぶ』ことや『ジレを加えて直線感を足す』ことは、体の丸みが気になる方におすすめの方法。直線感が体をシャープに見せてくれます。
このコーディネートの場合は、ベルトマークすることで、ウエスト位置の目線が上がって、スタイルアップ効果もあります」
③ 肌にハリが足りないと思ったら……「ハリのある素材を取り入れる」
「『落ち感のあるブラウスよりパリッとハリのあるブラウスを選ぶ』と、立体的なフォルムが生まれ、モダンでフレッシュな印象になれます。ブラウスだけでなく、最近ではハリのある素材を使ったスカートも見かけます。先日、店頭で年配の店員の方がハリのあるダブルクロスのスカートをはかれていたのですが、とても素敵で印象的で、記憶に残っています」
<問い合わせ先>
カオス丸の内 03-6259-1394
ハウス オブ ロータス03-6431-0917
リューク info@rieuk.com
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ダイアナ 銀座本店 03-3573-4005
ソージュ オンラインストア https://store.soeju.com/
ゲストリスト 03-6869-6670
アイヴァン 東京ギャラリー 03-3409-1972
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ココシュニック 03-5413-5140
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デザインワークス 銀座店 03-3573-6210
ショールーム セッション 03-5464-9975
アマン(ペリーコ) 03-6418-5889
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ロペ 0120-298-133
ウノアエレ ジャパン 0120-009-488
銀座かねまつ6丁目本店 03-3573-0077
撮影/中田陽子
スタイリスト/渡辺智佳
ヘア&メイク/後藤若菜(ROI)
モデル/武藤京子
撮影協力/八木千晶
構成・文/高橋香奈子
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