出産で休んだら、収入が途絶えるという不安
イベントの際も夫が子どもを見てくれているという山﨑さんは、子育ての分担はしっかりできており、夫に「何の問題もなくワンオペで任せられる」そう。
山﨑:ワンオペのときってシンプルにマンパワーが欲しいのはもちろんなんですけど、おむつを替えたとたんにうんちしたりとか、今新しいのに替えたばっかりなのにって、1人だとキーってなるんですよね。「見て、うんちしたんだけど」って共有できたら、「わはは」で終わることだったりするんですよ。そういう共有をできることがすごい大事だと思うので、お願いするときは、何時のミルクどれぐらい飲んだ?とか、帰ったら今日寝かしつけ大変だった?とか、どんどん聞いて、いろいろ共有するようにはしてますね。
また、ドラマの中では、男性が育業をとることで仕事に穴が開く、自分の立場がなくなることを心配するのですが、子育てを優先することで仕事でのポストがなくなることに不安を感じなかったかと問われた藤原さんは、
藤原:家族を持ってから変わったのは、仕事が1位じゃなくなったということ。家のことが1位でその後の仕事だから、あんまりポストとかそういうのは気にならなくなった。むしろ余裕が出ました。
と語りました。一方、出産して復帰したばかりの山﨑さんは、仕事を休むことが不安だったと話しました。
山﨑:結構不安でした。夫が落語家で、ふたりとも自由業なので、休むことはつまり収入がなくなることなんですよね。これから子どもを育てていくにあたって、お金は絶対に必要なことなので、そのことに対する不安もありました。相方の収入も、私が休むことですごく減ることにもなるんですね。
フリーランスは会社員と違って休んだら収入が途絶えるため、また違った大変さがあります。そんな中、相方の山添寛さんが、「そこはもう全然気にしないで本当に休んでください」と言ってくれたので安心感もあったと語りました。
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