ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。

○月×日
朝食:甘酒
昼食:中華店で油淋鶏定食
夕食:帆立の昆布〆、イワシフライ、ほうれん草とブロッコリーの梅おかか和え、雑穀ごはん、カニカマとあおさ入りお味噌汁(写真)
フランス住まいでも定期的に食べたくなる「日本の国民食」とは?【パリ在住・井筒麻三子さんのおうちごはん日記】_img0
 

前日マルシェに行ったので、この日はお魚充。帆立の昆布〆は、前日に作ったものの残り。1日以上〆たことになるのだけれど、昆布の旨みがギュギュッと詰まっていて、うまーい! 昆布〆は5時間ぐらいでOKと言われていますが、私は1日経ったものが断然好きです。

そして同じくマルシェで買っておいた小イワシは、パン粉をはたいてフライに。お魚屋さんで捌いてくれているものを購入したので、下処理もなくて楽ちん(丸ごと買えば、骨せんべいとかも作れるんですけどね。時間的余裕がなかった……)。

カニカマは冷蔵庫に放置してあり、賞味期限が近いことを発見し、急遽お味噌汁に投入。良い出汁が出て、夫も「カニカマのお味噌汁、美味しいね!」とご機嫌。図らずも、あれもこれもお魚だらけの、お魚ナイトになりました。

 
○月×日
朝食:なし
昼食:生ハムとほうれん草入りトマトクリームパスタ(写真)
夕食:ワンタン、サラダ、漬物、梅おかか納豆
フランス住まいでも定期的に食べたくなる「日本の国民食」とは?【パリ在住・井筒麻三子さんのおうちごはん日記】_img1
 

先週、「イタリアから買って帰ってきたグアンチャーレが多すぎて、在庫が減らない〜」と書いたのですが、実はそれ以外に生ハムの塊肉真空パックも買ってきておりまして(どんだけ〜って話ですね)。

いくら真空といえ、そろそろ食べ切らなくてはとパックを開封。塊肉につき、贅沢に大きめのダイスにカットして、パスタの具材にすることにしました。

いつも通りトマトソースパスタにしようと食材棚を開けたら……トマト缶がない。そういえば、夫がトマト缶使ったよ〜とか、先週言ってたっけ!

仕方がないので、クリームをメインにしつつ、トリプルコンサントレートのトマトペースト(今までダブル濃縮を買っていましたが、イタリアで三倍濃縮のものを発見して即購入!)を加えて、トマトクリームソースにすることに。生ハムはグアンチャーレほど脂肪がないので、クリームを合わせてもトゥーマッチにならず、ちょうどいいこっくり感に仕上げることができました。とはいえ、これだけだとあまりにハイカロリー&ロー栄養っぽかったので、気休め程度だけれどほうれん草も添えて。

 
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