○月×日
朝食:甘酒
昼食:明太子、卵入りキムチチゲ
夕食:ビーフカレー、サラダ(写真)
 

もはや冷蔵庫に目ぼしい食材がなくなり、夫と一緒にスーパーへ。「何食べるかねえ」「カレーはどうかしらね」「俺も今、そう思ってた!」という大いなる賛同を得て、ビーフカレーを作ることに。子供も大人も大好きな日本のカレー、やっぱり定期的に食べたくなっちゃうんですよね。

フランスでは大概、煮込み用の牛スネ肉などがmijotéと書かれステーキ用肉より安く売られているので、そちらを購入。電子圧力鍋のインスタントポットで60分火入れをして、お肉の下準備はOK。

こちらに、玉ねぎ、人参、マッシュルーム、レンチンしたジャガイモを入れて軽く煮込み、ルーを溶かして完成。お肉は崩れるほどではないけれど柔らかくて美味しい! 夫も大満足、二人でついおかわりまでしてしまったのでした。

それにしても、日本で言うところのすじ肉というものを見かけたことがない。そもそも、フランス語でなんていうのかしら……。
 

フライング気味で!

 

一時は頑張って作ったりしていたものの、だんだんと面倒になり、好きなものだけに絞って作るようになっていたお節。さらに今年のお正月は夫が日本帰国で不在なので、もはや自分だけのために作るなんてあり得ない。でも、なんとなくお節は食べておきたい気もする。そんな時に友人主催の料理教室、Coin de Tableの「寿ぎの膳レッスン」案内が届き。これはまさに渡りに船! と、出かけてきました。

レッスンで習った料理は、お節だけれど長い平皿に盛るため、洋風感もあってとてもおしゃれ。友人曰く「重箱は素敵だけれど隙間なく詰めるのが本当に大変。こうして自由にお皿に広げる方が、実は楽」だそうで、なるほど〜と。

お節アイテムはもちろん、散らし寿司まで食べられて大満足。お正月にまだなってませんが、華やかご飯をフライングで頂き、新年を迎えた気分になっております。

 


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前回記事「日本から持ち帰った、驚きの食材で美味しいランチ!【パリ在住・井筒麻三子さんのおうちごはん日記】」はこちら

 
 
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