スーパーマーケットと「カルディコーヒーファーム」で買える絶品鍋つゆをご紹介!

新しい年が始まり約1週間。まだまだお正月気分は抜けませんが(笑)、そろそろいつもとは違う豪勢な食事に飽きてきませんか。今夜は野菜もたんぱく質もバランス良く食べられる鍋はいかがでしょうか。おすすめの鍋つゆをご紹介します。

 


殿堂入りのおいしい鍋つゆはこの3つ!

左から、「村上海賊 漁師鍋つゆ」、「まつや とり野菜みそ」、「もへじ 塩レモン鍋つゆ」

鍋つゆ市場は、今から3年前の2020年。コロナ禍により“おうちごはん”需要が増えたことによりここ数年で大きく飛躍したと言われています。確かにスーパーマーケットの鍋つゆ売り場は昔に比べぐっと大きくなり、種類も増えましたよね。味のバリエだけでなく、形態もストレートタイプや濃縮タイプ、ポーションタイプなどいろいろあります。それだけに何を買っていいのか迷ってしまうところなのですが、今回は、いちばんメジャーなストレートタイプの中からおすすめをご紹介させてください。まず、ご紹介したいのが間違いのないおいしさの鍋つゆ3つ。
 

白菜、レタス、ねぎに豚肉がおいしく食べられる“塩レモン鍋つゆ”

もへじ 塩レモン鍋つゆ¥321

こちらは2017年、「カルディコーヒーファーム」の厳選した和食材を扱うオリジナルブランド「もへじ」から出た鍋つゆ。当時、あまりの人気に購入制限がかかったほど。あれから5年経ちますが、いまだにこちらの鍋つゆの人気は健在。国産鶏がらスープにレモン果汁やレモンペーストを合わせたさわやか系の味なのですが、なかなかここまでさわやかな鍋つゆってないんですよね。それだけに長い間、人気を保っているのかもしれません。

淡泊な味わいの葉野菜との相性がいいので、白菜はもちろんのこと、レタスやキャベツ、水菜もおすすめ。たんぱく質は牛肉よりも豚肉、鶏肉が合うと思います。〆はうどんが最高です!

そしてこの鍋つゆ。あの“だしの茅乃舎”の「久原本家食品」が作っているんです。おいしくないわけがないですよね!


野菜をとるために生まれた鍋つゆ

まつや とり野菜みそ 鍋スープ¥364

石川県民のソウルフードと言っても過言ではない「まつや」の「とり野菜みそ」。私も石川県の人から教えていただいたことがきっかけで知りました。しかもずっと「とり野菜みそ」の「とり」は「鶏」のことだと思っていたのですが、実は「野菜や栄養をとる」という意味の「とり」だったのです!

「とり野菜みそ」のルーツは江戸時代までさかのぼります。当時、「まつや」の初代当主は、北前船の廻船問屋を営んでいましたが、北前船の航海は非常に過酷なため、体調を崩す船乗りが続出。「厳しい航海を乗り切るためには、船上で栄養価の高い食事をとらせなければ」と思った当主が、野菜や魚を味噌で煮込んだ鍋を食べさせたところ、船乗りたちは大層喜んだ……これが「とり野菜みそ」のはじまりでした。

味噌の力って偉大です! もうどんな野菜でも受け止める! 白菜、キャベツ、ほうれん草、春菊にもやし、ねぎににんじん……etc。なんでも入れてしまいましょう! お肉も鶏、豚、牛なんでも合います。魚介を入れてもいいですよ。〆はうどんやラーメンがおすすめですが、“味噌雑炊”も最高です。