今年も残すところ、わずか1日となりました。“コロナ禍”から“アフターコロナ”となった2023年、久しぶりに実家に帰省する方も多いのではないでしょうか。今回は、帰省土産にも使える、東京駅「大丸東京店」で買えるかわいくておいしい缶菓子をご紹介。2021年から“缶菓子”に力を入れ始めた「大丸東京店」。自分用にも買いたくなるお菓子缶がたくさんありますよ!
缶菓子の取り扱いは常時100点を超える充実度!
ここ数年の「大丸東京店」の缶菓子の充実ぶりといったら、マニアとしては見逃せません。そこで和洋菓子担当バイヤーの山﨑沙織さんに、「大丸東京店」における缶菓子の動向をお聞きしました。
「そもそも缶菓子の代表銘菓ともいえる『鎌倉豊島屋』『ヨックモック』はありましたが、2021年には“缶菓子”をメインに扱うブランドである『東京スマイルチャージ』、『サブレミシェル』、『あげもちCocoro』の3ブランドを常設店舗として導入。そのため一気に華やかな缶菓子が増えました。その後、今年3月には「麻布かりんと(KARITO MUSEUM)」がリニューアルオープン。4月には「ガレット オ ブール」と続々缶菓子のブランドが常設オープンしております。現在、缶菓子の取り扱いは常時100点を超え、さまざまなシーンでお使いいただける缶菓子を豊富に揃えているのが特徴です。やはり当店にご来店されるお客さまはギフト、東京土産を探されている方が多いため、馴染みのある缶菓子はもちろん、かわいらしくトレンド感のある缶菓子の需要も増えていると感じております」。
100点……!? しかも定番からトレンド商品まで取り揃えているというのですからすごいですよね。私たち買い手側も“選びがい”があります。
売上ランキング1位は、「サブレミシェル」の「パリ」
それだけ缶菓子がある中、何が人気なのかも気になりますよね。山﨑さんに売上ランキング(※)も教えていただきつつ、缶マニア観点からのおすすめをご紹介させてください。
1位はダントツに人気の「サブレミシェル」の「ヴォヤージュサブレ パリ」の缶。ピンクのバラやカフェ、エッフェル塔が描かれたフェミニンな缶です。「サブレミシェル」とは、2021年に麻布十番にオープンしたサブレ専門店。
コンセプトは「世界中の美しい記憶を愛らしいサブレで」とあり、さまざまな国を連想させる缶の中には、その国を代表するモチーフのサブレが入っています。とにかく外身も中身もまるっとかわいい! 現在、国数は16種類ありますが、『大丸東京店』では「パリ」がダントツに人気だと言います。
※集計期間は2022年10月~2023年9月。ブランド売上ランキングではありません(以下同)。
「パリ」ももちろん素敵なのですが、マニア的には「日本」と「フィンランド」がおすすめ。「日本」をテーマにした缶というと、どうしても“和”に寄りすぎてしまう傾向がありますが、「サブレミシェル」の“日本缶”はかわいさとモダンさが融合されていて、とても今っぽいんです。だから若い人にプレゼントしても喜ばれるのがいいところ。
「フィンランド」は、ギフト使いに。やはり北欧人気は根強いため、この缶をプレゼントすると喜ばれます。冬らしさのあるデザインなので、今の時季のギフトとしてもぴったりです。
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