こんにちは、藤本です。

濡れ髪を乾かしてすぐ(乾きがやや甘い洗濯物のような状態で)眠っても、朝起きた時にガッカリする日が減りました……! “冷風締め”を始めてから好調です。

寝る前に“冷風締め”するだけで寝起きの髪が見違えます。ツヤが加わり、うねりは減少!_img0
写真:Shutterstock

皆さまご存じのとおり、濡れ髪はキューティクルが全開状態ですから、無防備で傷みやすい状態。「乾かさないなら髪は洗うな!」とまで言われるほどです。さすがに濡れヘアのままは眠りにつかないとしても、ドライヤーで乾かしてすぐに寝ちゃうことありますよね。髪からは「ちょっと待ってよ〜、摩擦への耐性をまだ十分には整えていないのよ~」という声が聞こえてきそうで、よくないとは思いながら……。

 


でもですね、眠気に勝てないとき。で、冷風締めをしたらかなりマシなんですよ!

そもそも「濡れ髪で即就寝」がなぜまずいのか……もはや「やるわけないでしょ!」レベルのお話ですが、改めて。

①キューティクルのダメージ:

髪は濡れているとキューティクルが開いていますからダメージを受けやすい。枕と髪の摩擦が生じると、髪の表面のキューティクルが損傷し、枝毛や切れ毛になる可能性がアップ。

②湿気と髪の形状:

寝ている間に湿気が髪の中に閉じ込められ、髪がふくらみやすくなり、うねりや広がりへ。この状況が続くと、髪の形状が乱れてスタイリングが決まらない日々が常習化。

③頭皮の問題: 

湿った髪のまままとめたり、髪を結ぶと(青春の部活時代は何の疑問も持たずやっていました……)、頭皮が湿ったままに。頭皮の湿気が雑菌やカビの繁殖を促進し、頭皮の健康を損なう可能性も。

そのようなわけで、濡れ髪のまま就寝はNGでドライヤーで乾かし、その上で、枕カバーには髪の摩擦を最小限に抑えるべくサテンやシルクのものが推奨されているわけです。