肌を柔らかくして化粧水や美容液の浸透を促したり、肌に負担をかけずに“落とす”ケアの効果を底上げしてくれたりするフェイススチーマー。最新式は、化粧水ミストでの保湿も可能! 美顔器のように使えるヤーマンと、ナノサイズの濃密ミストに定評があるパナソニックを家電比較!!

 

今回試すのはこの2つ!
LEDを使った目的別の光美容が叶う
ヤーマン「フォトケア YJSB0」

ナノサイズのスチームでもちもち肌に
パナソニック「スチーマー ナノケア EH-SA0B」

 


〔ミモレ編集室〕私が試してみました!

らんさん

子どもが成長し自分の時間を確保できるようになってきたのでセルフケアを……と思ったら、自分の肌も年齢を重ねていたことを痛感。頬まわり、鼻の毛穴の開きが気になっています!



 お試し品1 
化粧水ミストやLED、目元ケアモードも搭載
ヤーマン「フォトケア YJSB0」

基本の温スチームから、温冷を組み合わせた「トーンアップモード」、皮膚の薄い目元のための「アイケアモード」まで、多彩な7モードを搭載。5色のLEDでの光美容も同時にできる“美顔器スチーマー”。フォトケア YJSB0 ¥66000/ヤーマン


 らん's Report 
たっぷりのスチーム+LEDで、デコルテまでぽかぽか! トーンアップの実感あり


40代半ばになり、開きが気になる毛穴ケアに力を入れたいと考えていました。
人の手でできない部分を担ってくれそうなフェイススチーマーに期待大!

まずは、ヤーマン フォトケアのルックスをチェックしていきます。

サイズ感→映画館のポップコーン容器くらい。持ち運びは小脇に抱える感じ。旅行に持って行くには、大きいですね。
キラキラしたふたがジュエリー感を出しています! 高級美容クリームのふた然としたカッティングデザインといい、シャンパンゴールドの色味といい、お部屋で出しっぱなしを想定、インテリアを損ねない、いやむしろ格上げしてみせますよ、という強い意思を感じます。
 

操作性は簡単で◎。ふたを上げて電源ボタンを押したら……MODEボタンを何回押すかで7つのコースを選択するのみ。温スチーム量はしっかり多く、むせそうになる程でした。
お手入れとして毎回タンクの水を捨てるだけでなく、本体を流し場に運んで傾けて排水する必要がある点が、少し面倒に感じました。

右上が温スチーム用タンク。左下が冷ミスト用タンク。ミストタンクにはお手持ちの化粧水を入れても可。ですが、入れ口が小さいため少々入れにくいです。側面が不透明なのでどの位入れたかが分からず毎回あふれさせてから少し捨てて調整していました……。

LEDライトという他社との違いで目を惹く機能が、お肌をしっかり長く温めてくれます。

 

たっぷりの40度スチーム+LEDで、デコルテまでぽかぽか気持ちいい!
温スチームは電源を入れて15秒程、冷ミストなら立ち上がり直後に出てくるので、せっかちさんも大丈夫です(むしろ慌てます)。
冷ミストは、勢いが少し物足りないかな、と感じ、顔を一生懸命近づけて浴びました。


特に気に入ったのは、夜にメイクを落とす前の「クリーンモード」。
温スチームを浴びてからお風呂で洗顔すると、肌が既に柔らかく、毛穴も開いているからか、洗顔料がスルッと馴染み、摩擦なくディープクレンジングできている実感がありました。洗い上がりの肌がいつもよりツルツルで明るい! 1コース3分で終了という手軽さもグッド。

朝は温スチーム3分→冷ミスト50秒の「トーンアップモード」を使用。メイク前にコンディションが整うし、LEDのおかげで「美顔器で今、キレイになってる〜」と気分が上がります。

4日間毎日使った結果がこちら。

頬のあたりのキメが以前より整ったような……。
肌の感触が柔らかく、トーンが明るくなったと感じました!

お値段が66000円とお高めではありますが、モードが7種類もあると思えば、コスパはいいかもしれません。私は子どもと一緒に寝ているため、夜寝ながらベッド脇で長時間使用するモードはお試しできませんでしたが、今後別々に寝るようになれば、長時間モードも選択できるかと。

モードの多さ、立ち上がりの速さやLED機能を考え合わせると、エステ数回分に匹敵するかも!? 十分納得できるチョイスになると思いました。

 
  • 1
  • 2