日ごろからぽっちゃり向けのファッションを研究している40代のぽっちゃり体型のファッションエディター。画像のリサーチをしているときに最近よく見かける、輝きを放つおしゃれな女性がいました。彼女は、現在60歳のキリー・シェイ・スミスさん。映画『007』でジェームズ・ボンド役を演じた俳優、ピアース・ブロスナンさんの妻でした。ご夫妻の写真を見ていて、気づいたことをシェアします。

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ふくよかで美しい60歳、キリー・シェイ・スミスさん

ふくよかで美しい60代を見て「本人が幸せなら体型なんてどうでもいい」と思えた理由_img0
写真:REX/アフロ

私が見かけるキリー・シェイ・スミスさんの写真は、ほとんどがご夫婦の2ショット写真。そして、お二人ともとっても仲が良くて幸せそうなんです。

ミモレで海外セレブの連載を書かれている、さかいもゆるさんの記事『ピアース・ブロスナン夫妻にみる「幸せなカップルは安心して太れる」の法則』にこのようなストーリーがありました。

マスコミの報道によると、キリーはピアースと1994年に知り合ってから34キロも太ってしまい、世間からも「あのかっこいいピアースがなぜあんなに太った奥さんといるんだ」とバッシングされ、脂肪吸引手術を受けたいと考えたそう。でもアンチ美容整形手術派のピアースは「脂肪吸引したら離婚する」と、それに反対したんだとか。

キリーさんがおしゃれなのはもちろんですが、こんな愛に満ち溢れた生活を送っているから、美しくハッピーオーラーがあり、目に留まったのかと納得!

私のようにぽっちゃり体型だと、「太っていることが恥ずかしい」「どうやって少しでも着痩せして見せようか」「なるべく目立たない服を着たい」とマイナスの気持ちになってしまうことが多いもの。だけれど、それよりも、自分に自信をもち、知らない他人のネガティブな言葉に都度がっかりするのではなく、身の回りに自分を受け入れてくれる大切な人たちがいることに感謝する。

次々に新しい着痩せ服を探して、どうやっておしゃれに見せようかと悩む前に大事なのは、こんなメンタルの問題だと気づくことができたのです。