必殺技は「忍法リアクションスタンプ逃げ」!?
また、一番ショックなのが、「忍法リアクションスタンプ逃げ」。インスタやXのDMだと、メッセージに♡を押すと、通知が来るのですが、LINEは通知が来ない。だから、あ、既読スルーされたかな? と思ってトーク画面を見ると、リアクションスタンプだけ押されていた、ということも。
ちなみに「忍法リアクションスタンプ逃げ」とは、会話が終わったとき、または終わりそうなときにリアクションスタンプで済ませることをいうのではありません。こちらがまだ会話を続けているときや、大事なことを投げたときに、何も返信せずリアクションスタンプを押すだけで会話を強制終了することを言います。
もちろん、割とどうでもいい内容に対してだったらなんとも思いませんが、渾身のメッセージにリアクションスタンプ逃げされると、めちゃくちゃ傷つきます。
これを、ある理系の友達に相談してみたんです。すると、こう言われました。
「理系はね、答えはいつもひとつ、なの」
これを聞いて、ある意味、すごく腑に落ちたんです。超簡素、事務的系の人は、いろんなことを問われても、いろんな前書きをされても、一つひとつのエピソードに共感や反応を求められようが、答えることはただ一つ! なのだと。
前半の近況報告とかイベントの説明なんてもうおそらく「ぴよぴよぴよぴよ」ぐらいにしか聞こえていなくて、内容を剛速球で要約して、「つまりお前は来れんのけ?」とだけ聞かれているように見えている。だから、もうイエスかノーかだけで済ませる。
相手を蔑ろにしているわけでも、嫌いなわけでもない
長文or小刻み連打派としては、文章の長さや表現の丁寧さ=相手への思いやり、相手への好意や敬意なんです。でも、超簡素、事務的系の人は多分そうじゃない。決して相手を蔑ろにしているわけでも、ましてや嫌いなわけでもない。誰に対しても満遍なく、超ドライ、超短文、聞かれたことに全部は答えない、なんなら忍法リアクションスタンプ逃げし放題、を決め込んでいるわけです。
そういうことかぁぁぁぁ????????????????
でも、やっぱり納得がいかない! 解せない! なんで常に片思いみたいになってんの? ねぇ! そもそもLINEが苦手って何? 話すのは苦手じゃないんですよね? 打つのが面倒くさいってこと?
ってなことを、あるトークイベントで話したんです。すると、あとでそれを聞いていた女性たちから、「その気持ちすごくわかります」「いつも私ばっかりいろいろ送ってるのに、20分の1くらいの分量しか返ってこなくて」「なんで私からばっかりなんだろうって思います」と共感の嵐だったんです。
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