人に施せる愉快なミドルエイジになりたい!


なにより、愉快で素敵なミドルエイジの人たちにたくさん出会って、若さこそ正義、価値がある、とは思えないなと感じました。もちろん、年齢を重ねて生まれる不調はあげればキリがないでしょうし、若さを失ってから気づく価値もあるのだと思います。でも、年齢を重ねるからこそ得られる豊かさや自由さも確かにあると思うのです。それに、目減りしていく一方のものに価値を置くって、辛いだけだと思うんです。だから世の中の、「若さ」や、もっと言うと「幼さ」みたいなものへの執着、礼賛みたいなものって、ちょっと異様だなと感じます。年齢を重ねるからこそ得られるものに目を向ければ、年齢を重ねること=よくないことみたいな価値観って変わる気がするんです。

40代を過ぎると仕事が減る?美魔女かババアの二択?若さ礼賛主義の社会で考える年齢を重ねるということ_img0
写真:Shutterstock

若い人のために何かしてあげたい、と知識や生きる術をプレゼントしてくれるミドルエイジの人を見ると、私もいつかこうなりたい、と思います。たとえ若さを失っても、他の価値を見つけ、困っている若い人がいたら力になり、おいしいご飯を奢りまくれるミドルエイジになりたいな、と思っています。

 

文・構成/ヒオカ
 
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