永住権やビザが他国より取りやすいと思ってカナダを選んだのに……

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私が数ある国の中でカナダを息子の留学先(母である私も帯同)に選んだ理由は、子供が学生ビザを持っていれば、子供の世話をする親も一緒に滞在できる仕組みがあったこと。それに加えて、長期滞在のビザや永住権がほかの国に比べて取りやすいと言われていたこと。

 

カナダはここ数年、多くの移民を受け入れると言っているし、人によってはビザや永住権が取りやすいのは事実。特に若い年齢の場合は、年齢による大きな加点があり永住権取得のメリットになりやすいし、ワーキングホリデーで滞在する選択肢もあります。でも、私の場合は、カナダの学校を卒業したこともない、カナダで働いたこともない、年齢も43歳。加点できる要素がほぼないので、永住権に必要なポイントをクリアするのはかなりハードルが高かったんです。

しかも、移民を受け入れると言いながらも、ここ最近だけでもどんどんルールが変わってきていて、選択肢が狭まってきているように感じます。国としてはあたり前のことですが、カナダにとって必要な人、有益な人は永住権が取りやすくなっているけれど、そうではない人には難しくなっている。そんなふうに感じています。

さて、これからどうなることやら。日々、波乱万丈です!


写真・イラスト:Shutterstock
構成・文/高橋香奈子
 

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