3日目 

屈指のフォトスポット、円月島

いよいよ最終日。この日は円月島観光と市場での買い物を残すのみ。山歩きが続いたので、あとは観光と買い物〜と、気持ちも軽やかにタクシーに乗り込みました。

紀伊半島の海岸線は、白浜もある一方で、橋の杭のように岩柱が立つ「橋杭岩」などがあったりと、さまざまな風景を楽しめます。

【2泊3日で熊野へ】霊場「那智山」から、「こんな温泉があるなんて!」波音が響き渡る洞窟温泉へ!【人生が変わる熊野の旅③】_img0
円月島。島に渡ることはできませんが、対岸からこの美しい姿を眺めることができます。

そのうちのひとつが今回訪れた「円月島」。島の中央に丸い穴があいていることから、このような名前がつけられたのだとか。私たちが行った日はあいにくの天気でしたが、晴れると海が澄みわたりこのように美しい景色を楽しめるのだとか。

しかも、春分の日と秋分の日のころには、沈む太陽を穴から眺められるんです。(※今回ご紹介しているツアーでは夕日を見ることはできません)

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島の真ん中のぽっかりあいた穴の部分に、沈む夕日が……。

この絶景、ぜひ一度生で見てみたいですよね。

和歌山の名産品が勢揃い! お買い物天国「とれとれ市場」

円月島を愛でたあとは再びタクシーに乗り込み、ツアー最後の目的地「とれとれ市場」へ。市場という名前のとおり、鮮度抜群な海産物がずらりと並んでいます。

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不定期で行われるという、マグロの解体ショーも! その場で解体されたマグロを購入することもできます。

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 新鮮な海鮮丼などをいただける食堂もあり、私は海鮮丼をチョイス。

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自然が豊かな和歌山県だけあって、海の幸も山の幸も豊富。お土産として極上みかんジュースを買うか、梅系を攻めるか、お菓子を買うか、あちこちうろうろ……。時間の許す限り買い物を楽しみました。

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とれとれ市場から南紀白浜空港まではすぐ。3日間お世話になったタクシーには空港でお別れし、南紀白浜空港13:40発で一路東京へ。14:50に羽田空港に到着し、2泊3日の全行程が終了しました。

いかがでしたでしょうか? 2泊3日とは思えないほどの、濃厚すぎた熊野古道の旅。

・国内で、どこかいい旅先を探している
・パワースポットに行きたい
・これまでに入ったことがないような「温泉」に入ってみたい
・日本の「絶景」を楽しみたい
・観るだけでなく、記憶に残る「体験」がしたい
・人が多すぎない、穴場の観光スポットを探している
・歴史や神社仏閣に興味がある
・人生観が変わるような旅をしてみたい

そんな方はぜひ、熊野古道の旅を検討してみてください。きっと、身も心も魂まで清められ、生まれ変わったかのような感覚を味わっていただけると思います。


【今回体験したツアーはこちら】
「和歌山県 世界遺産「熊野古道」をめぐる紀伊山地の参詣道散策3日間

羽田空港から南紀白浜空港までの往復JAL便、宿泊、滞在中の貸切タクシーがセットになったツアー。1日目と2日目は熊野古道の和歌山県にある中辺路おすすめルートを、専任の「語り部」が、熊野の自然や歴史、文化、伝説などをわかりやすい解説で一緒に歩きながらご案内。日本屈指のパワースポットとも言われている熊野三山を、自然と四季折々の美しい熊野古道を歩きながら参拝、観光できる大人におすすめツアーです。


【JALはアドベンチャーツーリズムを推進しています!】モノの所有から体験を重視する「コト消費」へ消費者の関心が移ってきているなか、JALは日本におけるアドベンチャーツーリズム推進に力を入れています。日本でもインバウンド需要の増加に伴い、アドベンチャーツーリズムへの需要が高まっていますが、依然として認知度の低さや受け入れ環境の整備、ガイドの不足などが課題となっているのです。
JALはアドベンチャーツーリズムを日本の観光産業における重要な事業領域と位置付け、旅行者に新たな体験価値を提供するだけでなく、SDGsや地域資産を、観光を通じて経済価値に結び付ける取り組みを推進し、成長と確立を目指しています。

取材・文/立原 由華里
 

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