1月にデビュー4周年を迎え、5年目に突入したSnow Man。2024年もその勢いは止まりません。

10枚目のシングル『LOVE TRIGGER / We'll go together』。発売から2日というこれまでで最速の期間でミリオンを達成しました(初週ミリオンはグループ初)。7月の新曲発売も待ち遠しいところですが、その前に、前作の素晴らしさについて語りつくしておきたい! 本記事ではこの2曲から、Snow Manの楽曲やMVの魅力を掘り下げていきたいと思います! 

【Snow Man】新曲発売前に語り尽くしておきたい!『LOVE TRIGGER / Weʼll go together』徹底解説_img0
『LOVE TRIGGER』

メンバーの岩本照が主演したドラマ『恋する警護24時』の主題歌であるこの曲は、恋の駆け引きや、恋に落ちて溺れていき止められない様子を歌っています。鼓動のようなベースの低音が心地よくて、ずっと聴いていたくなります。

なんといっても注目したいのは、岩本くんが振り付けも手がけていること。これまでも多数の曲を振り付けしてきた彼ですが、シングル表題曲の振り付けは初めてです。どちらかというと自分以外のメンバーをセンターにすることが多い印象がありますが、主演ドラマの曲とあってセンターにいる率が高いのもうれしいところです。そして、楽曲は岩本くんが普段から聴いているというバンド「I Don't Like Mondays.」の方々が作詞・作曲を担当しています。なんという岩本スペシャル。

MVもおしゃれでスタイリッシュでかっこいい……!! 何度観ても飽きません。メインで9人が踊るピンク色のステージのような空間。天井には9つの穴が空いており、恋の穴に落ちた底で踊っていると解釈できます。
 

 


そしてこのセットのほかに、撮影スタジオ・大きな穴が空いた白い壁・もふもふしたピンクの空間と、3つのセットがあり、メンバーが3人ずつ割り振られています。それぞれ恋のいろいろな面を切り取っているのでしょうか。

撮影スタジオのような空間の担当は、岩本照・向井康二・阿部亮平。ちなみにこの部屋には、両A面のもう一曲「We'll go together」の衣装がかかっています。カメラのシャッターを切るようなシーンもあり、恋の特別感や残しておきたい瞬間、一瞬一瞬が大切さなどが連想されます。

壁穴担当は、深澤辰哉・ラウール・目黒蓮。恋に落ちる様子を大きな穴で表現しています(多分)。穴の前で意味ありげに微笑む3人を見ると、恋に落ちてしまいそう。恋に限らずとも、Snow Manやメンバーにハマった瞬間、まさに突然心に大きな穴がぶち抜かれたみたいな、穴というか沼に落ちた(堕ちた)みたいな感覚になるなと思いました。

もふもふピンクのお部屋担当は、渡辺翔太・宮舘涼太・佐久間大介という江戸川区出身の3人。江戸川区ってピンク色だったんだ……(違う)。薄ピンク色でかわいいし、ふわふわして手触りもよさそうな空間だけど、どこか怖さも感じるのは私だけでしょうか。恋の始まりの甘そうな見た目に隠された裏の面もなぜか感じました。