STEP2 

髪のゆがみを引き伸ばす

後に使うストレートアイロンの滑りをよくするために、事前に髪のゆがみをコントロール。
「根元にテンションがかかるように手で優しく引っ張ります。ドライヤーの熱を必ず上から当てて形状を固めましょう。根元側にもきちんと熱を当てることで、クセ戻りが軽減されます」(寺尾さん)指で引き伸ばした後は、ブラシを使って繰り返しましょう。

40代のツヤ感ボブはヘアアイロン前の一手間が大切だった!うねりやダメージを軽減させるスタイリングのコツ_img5
引っ張りながら上から熱を当てましょう。顔まわり、バック、前髪も同じように行います。事前に保湿剤をつけているので、徐々にしなやかさが出てきます。
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ひと通り指先を使って引き伸ばしたら、次は面を整えるためにブラシを使います。このときも必ず上から温風を当てることで、キューティクルが整ってツヤが生まれます。
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毛先側は内巻きにブラシを入れます。


 STEP3 

前髪の分け目にふんわり感をプラス

前髪とフロントはふんわり立ち上がるように仕込みましょう。分け目や前髪のクセが強い場合は、根元に水スプレーを1プッシュしてから温風を当てます。

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前髪がペタンと張り付きやすい場合、根元だけに1プッシュ水スプレーをかけます。「指先で軽くこすって分け目をぼかしましょう」(寺尾さん)
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前髪とフロントの根元を指先で起こし、温風を当てて立ち上げます。トップのボリューム感を足したい人は、この段階でトップの根元も引き上げ、同じように根元に熱を当てておきます。

プレケアをしたあとに、ストレートアイロンを使ってスタイリングしていきます。
「事前にクセ伸ばしをしているので、アイロンを何度も当てなくてもしなやかなストレートラインが作れます。アイロンの所要時間が減るので、熱ダメージも軽減されてコンディションのいい仕上がりに」と寺尾さん。

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ペタンとし過ぎず、ほどよい内巻きストレートボブに仕上がりました。空気感があることで顔立ちに華やかさがプラスされた印象です。

Side&Back

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ビフォーアフター!

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「アイロン前のひと手間って、なんだか面倒⁉」と感じる人もいるかもしれませんが、ストレートアイロンを何度も当てて時間をかけるより、スムーズにスタイリングがきまります。

“ワイシャツのシワ伸ばし”と同じステップを踏んで、湿度に左右されないツルッと滑らかなストレートヘアを楽しみましょう!

Salon Data
• Laf from GADEN
東京都中央区銀座5-5-14 JPR銀座並木通りビル9F
tel. 03-3569-1171


髪の膨らみやうねりを解消してツヤ髪になる「くるくるドライヤー」の使い方
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撮影/古谷利幸
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香

 

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