ポッドキャスト『キャリコン編集長通信 – 仕事と人生の話をゆるゆると - powered by mi-mollet』は、キャリアコンサルタントの資格をもつ「mi-mollet(ミモレ)」編集長・川良咲子が、「職業キャリア」だけじゃない「ライフキャリア」について、誰にでもわかりやすくのんびりお伝えしていく番組です。
第78回は、mi-mollet編集部の山本理沙さん、ヒオカさんをお招きして、「港区ママと貧困女子のアンコンシャスバイアス」についてお話をお伺いしました。
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山本理沙さんとヒオカさんが意気投合して、一緒に連載したいと聞いたのはつい1ヶ月ほど前。意外! と思ってしまったのは私の偏見だったかもしれませんが、たとえば「クラスにいたら絶対仲良くなってないだろう」ことは、ご本人たちも認めるところではあります。
あらためてご説明しますと、山本理沙さんは「東京カレンダー」編集部にいた経験を持ち、自身も港区に住みながら、「港区女子」「港区ママ」を主人公にした小説やコラムをたくさん執筆しています。一方、ヒオカさんは貧困家庭で育った経験を執筆しライターとしてのキャリアをスタートした方で、mi-molletではさまざまな社会問題に対して自分の身体・心情を通じて感じる問題点を言語化してくれています。
二人は「剛毛」をきっかけに意気投合したのですが、仲良くなる前は、互いにこんな偏見を持っていました。
・山本→ヒオカ
不適切発言に気を付けなければならない
ヘラヘラチャラチャラしてはいけない
恋バナとか、家庭内の愚痴とか俗っぽい話をしてはいけない
・ヒオカ→山本
肌に課金していそう
犬のトリミングに命かけてそう
塩はトリュフ塩以外食べない
朝は白湯を飲まないと一日が始まらない
ところが、今では「マウントだー」「偏見だー」とか互いを弄りながら居心地良さそうに仲良くしている二人。それはなぜなのか? ヒオカさん曰く「言葉を選ばずに言うなら(山本さんは)若干おじさんっぽい(笑)」とのこと。山本さんも爆笑しながら「ちょっとしっくりきた」とおっしゃってました。
「基本的に人って面白い。編集・ライターの仕事を通じて、自分と違う考え、出自の人の話を聞いているとすごく面白いと思うようになって、いい意味でいろんなブロックが外れた」(山本さん)
「全然違うバックグラウンド・階層の人でも、山本さんと私が気が合ったみたいに繋がりあえるかもしれない。今は(婚活でも)同じくらいの家庭環境じゃないとという保守的な考えが増えてきてるのかな。それはもったいないと思う」(ヒオカさん)
無意識の偏見のことをアンコンシャスバイアスと言いますが、偏見を外して交わってみると、意外に共鳴し合えることってありますよね。それってとても豊かですし、クリエイティブな可能性にもつながります。
お二人の連載も企画中ですので、どうぞご期待ください!
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