自称・ひとり旅推進委員会、ライターさかいもゆるさんの、2泊3日神戸ひとり旅の道程をご紹介します。
15年ぶりくらいに神戸に行って来ました! 実は神戸は、羽田から飛行機で約1時間20分、片道8千円台〜で行けて、海も山も都会も全部楽しめるのに混みすぎていないという、穴場デスティネーション。六甲山からの夜景に、明石海峡大橋を眼下に臨むホテルなど、絶景にこだわりまくった今回の旅。美味しいお店も回りきれないほどたくさんあって、「ここは天国なの……?」と何度も感動した、2泊3日の神戸ひとり旅レポート。
・都内から飛行機で1時間20分、日時によっては片道8千円台〜で行けるアクセスの良さ
・都会も山も海も、すべてが近距離でいいとこ取りできる!
・いろんなタイプの絶景カフェが楽しめる
・地産地消からエスニックまで、食のレベルが高い
・観光地なのに混みすぎていなくて穴場(これ大事!)
・泊まりたくなる絶景ホテルがある
・バスと電車が便利! 車なしでも回れる
実は今まで神戸って、じっくり滞在したことがなかったのです。都内からは新幹線だと大阪・京都の先だから、そのどちらかの「ついで」か出張でしか訪れたことがなかった。そういう方、私以外にも結構多いのではないでしょうか。ですが、最近周りで神戸の話題を耳にすることが多く、私の敬愛する作詞家の松本隆さんも現在は神戸在住。さらには米『コンデナスト・トラベラー』誌で、「2024年のアジアで行くべき最高の場所トップ11」で4位に選ばれたとのニュースが!
そんなわけで気になってリサーチしたところ、海にも山にも絶景カフェやレストランがたくさんあって、調べれば調べるほど行ってみたい場所がいっぱい。
美しい景色を愛する私が、「とにかく神戸の絶景を全部眺めたい……!」そんな気持ちから立てた今回の2泊3日「神戸・ディスカバリー」旅。ものすごく楽しかったので、ご紹介させてください。
【1日目】
7:20 羽田発のスカイマークで出発
8:40 わずか80分で神戸空港に到着!
神戸入りは飛行機で行けば都内から1時間20分で行ける上、ポートライナーで18分で中心地三宮に行ける。現地に詳しい知人に教わって、往路は迷わず飛行機を選択。値段も私が行った時期は片道8千円台。新幹線より断然安くてお得。
そして乗り物好きの私には、このポートライナーでの移動がすごく良かった。
山と海、都会が隣接する神戸の街の景色を眺めながら都心に近づいて行く感じ、神戸という街の成り立ちも理解できるし、これから始まる神戸ステイの気分を盛り上げてくれます。
9:30頃 三宮に到着
歩いて「北野坂にしむら珈琲店」に行くつもりが、ガーン。なんということでしょう。営業は10時から。私としたことが、下調べミス!
9:40 気を取り直して、時間まで近隣の見どころを回ることに。ひとまず近くにある、スターバックスの「神戸北野異人館店」へ。
このスタバは、明治時代に建てられた、有形文化財の日本第1号に指定された洋館を生かしている観光スポット。コロニアル様式の建築が、ハワイにあるスタバみたいで可愛い♡
置いてあるソファも居心地が良さそう。異人館で知られる北野坂らしい、ゆったり過ごせるインテリアが素敵でした。
神戸豆知識:神戸には、この異人館店の他にも、海が見えるメリケンパーク店や須磨海浜公園店など、個性豊かなスタバが。ご当地スタバを巡るのも楽しそう。
9:50 スタバは観察だけして、そのまま坂道を登って洋館「萌黄の館」へ。
私の名前は「萌」と書いて「もゆる」と読むので、名前に何だか親近感。ここは有料で、靴を脱いで上がります。
10:05 北野天満神社へお詣り
坂を登ったところにある北野天満神社からは、神戸の街が見渡せます。
右手に見えるのが有名な「風見鶏の館」。古くから貿易で栄えてきた神戸らしいなと思ったのが、年に1回、イスラムや神道、仏教など、あらゆる宗教が集まるお祭りがあるという話。懐が深い街なのね〜と感心。
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