後頭部は洗髪やすすぎが甘くなりやすい
なんとなく自分の頭部が臭う……「もしや加齢臭?」と心配になるけれど、実は洗い残しが原因のことも多々あるそう。
「シャンプーが泡立ちにくく、洗髪がおざなりにないやすいのは“耳から耳を結ぶ後頭部”です。特に最初に頭頂部を洗う人は、十分な泡立てをしていないと後頭部にまで泡が回らず、なんとなく触っただけで洗い残しが多いパーツ。同時にこの部分はすすぎ残しも目立つので、ニオイがこもりやすいです。思い当たる方は意識して洗うようにしましょう」(SAKIさん)
盆の窪(後頭部のくぼんだ部分)の辺りは、洗髪やすすぎが甘くなりやすいゾーン。ニオイも出やすいのでしっかり洗いましょう。
泡が足りなくなったら、シャンプーを1プッシュ足して後頭部を洗いましょう。その後は、しっかりすすいで髪と頭皮にシャンプー剤が残留しないよう気を配りましょう。
すすぎは2回に分けて。特に生え際の
トラブルに悩む人はすすぎに留意を
ひと通りシャンプーを終えたら、すすぎについても見直しましょう。
「シャンプー剤が髪や頭皮に残ると、毛穴が詰まってしまいます。その結果、細毛や抜け毛になりやすく、ニオイの原因にも。また、根元がペタンとしてふんわり感が損なわれてしまうので、スタイリングに時間がかかるなど、様々なトラブルにつながります。すすぎは指の腹で髪を優しくかきわけながら“頭を起こした状態”と“下を向いた状態”の2回行うことで、きれいに洗い流せます」(SAKIさん)
下向きだけですすぐ人は
フェイスラインのトラブルに注意!
生え際の毛が細い、乾燥する人は残留シャンプーが原因のことも。また、シャンプー剤が肌についたままだと生え際近くの肌もトラブルを起こしやすいとか。「特に下向きですすぐ方は、フェイスラインにシャンプーが残りやすいので注意が必要です。最後に頭を上げた状態でもすすぐ習慣をつけましょう」(SAKIさん)
知ってるようできちんと理解していないシャンプー法。顔と一緒で“洗う工程”をていねいにすることで、健康毛が蘇るきっかけになります。今回は基本のシャンプー法を紹介しましたが、今後はお悩み別の洗髪法も紹介していきます!
髪のニオイを寄せ付けないシャンプーのやり方はこちらをチェック!
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撮影/古谷利幸
モデル/持田未樹
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
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