9月12日、宮内庁の公式インスタグラムに新たな画像が投稿されました。
天皇・皇后両陛下と愛子さまが栃木県、那須の御用邸でのご静養のため、最寄り駅に到着されたお姿と、御用邸内でのご一家のお姿でした。
両陛下は8月にも滞在されましたが、愛子さまにとっては今回が日本赤十字社に就職されて以来初めての夏休暇ということで、ご家族揃ってご静養を楽しまれています。
社会人となられた愛子さまをふくめ、これまで同様に笑顔で仲良く到着され、国民とのふれあいもなさっていた天皇ご一家でしたが、そのファッションからも、やはりご一家らしさや仲の良さが感じられ、思わず書かずにはおれず……勝手ながら、熱く注目ポイントを解説させて頂きます。
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① 栃木県、那須塩原駅に到着されたスタイル
まず最初の投稿は、天皇・皇后両陛下と愛子さまが、御用邸のある最寄り駅、那須塩原駅に到着された時のお姿です。
天皇陛下と雅子さま、愛子さまはストライプでリンク・コーディネート
一見分かりにくいかもしれませんが、天皇陛下はブルー系のストライプシャツにネイビーのパンツをお召しになり、皇后雅子さまも白地にストライプが入った素材のジャケットに、ネイビーのトップスとパンツをおはきに。そしてお分かりの通り、愛子さまもストライプのワンピースを着用と、ご一家皆様で、ストライプをリンクさせたコーディネートをなさっていました。
爽やかな夏の定番柄で、色もパステルと控えめなブルー系を選ばれているので、お揃いにされても決してトゥーマッチにはならず、上品にまとまっているところが日本の皇室らしさを感じます。
白×ネイビーのカラーコーディネートでリンク
天皇陛下と皇后雅子さまは、揃って上半身と下半身で、白とネイビーのカラー配分を同じくらいにして落ち着きのある印象に。
一方愛子さまは、ワンピースゆえに白の印象が強く、ネイビーのバッグでアクセントをつけられ、ご両親とは異なった、軽やかで若々しい印象のカラーバランスになっています。
天皇・皇后両陛下がパンツスタイルなのに対し、愛娘愛子さまはワンピース姿、というところに、色はリンクさせても、アイテムは親子で変えられているところに、到着時のお気遣いが感じられる気がしました。
ご一家の到着を心待ちにし、お迎えをする地元の人々にとって、愛子さまの装いはプリンセスらしいワンピースが嬉しいのではないでしょうか。
雅子さまのネックレスとイヤリング、バッグ
白×ネイビーという、お得意のマリンカラーの着こなしだった皇后雅子さまですが、公務時と異なり注目なのがジュエリーやバッグの小物使い。
この時は、ネイビーのトップスに映えるクリアーなネックレスと、お花モチーフのイヤリングを合わされ、涼しげな印象に。透明感のある素材だからこそ、少し大きめのサイズもちょうどバランスが良いですね。
コーデの仕上げとなるバッグは、小さめのクラッチ型バッグを肩に掛けられていた皇后雅子さま。白のジャケットに、このネイビーが映え、小さめサイズが若々しくも見える、絶妙な小物使いでした。
愛子さまスタイル
白地にブルーのストライプという、幼い頃からお召しになってきた定番柄のワンピースですが、今年社会人となり、23歳を迎えられる愛子さまのデザインも少しづつ大人っぽく変化しているように拝見します。
素材は、張りがあるコットンではなく、サラリと落ち感のあるフェミニンな素材感のもので、エレガントなニュアンスが感じられます。お袖は実は肩線に切り替えがなく、そのためフレンチスリーブのような自然な広がりが生まれ、なおかつ袖丈もやや長め。二の腕部分がキレイに隠れる長さになっています。
更に注目したのは、襟の形とパールボタン。小さめでスクエアの襟の形が甘くなり過ぎない上に、愛子さまの首にフィットせずあえて少しゆとりを持たせた襟ぐりが、首元を涼しげにスッキリ、またお首を細く見せています。
そしてワンピースのアクセントとなった、ボタン代わりの立体感のあるパールも、まさに日本のプリンセスならでは!
ウエストを基準に全体の丈を見ても、脚長効果がうかがえるバランスになっていて、これはきっと愛子さまのために考え尽くされデザイン、製作された1着であると推測します。
気になるジュエリーは、フープ型にお花モチーフのチャームがつけられたデザイン。公務時にはスタッズ型のフォーマルなものをお着けになりますが、プライベートでは、キャサリン妃もご愛用で私たちも大好きな、カジュアルなデザインをお着けになるようですね。ただ、チャームのお花は白蝶貝と思われ、やはりクラシックな素材を選ばれるところはオン・オフ変わりません。
足元は残暑厳しい中で涼しげな生成り色のサンダル。ローヒールでプレーンなストラップのデザインと、合わせやすく長く愛用できるものを選ばれていることがわかります。
最後は、愛子さまの成長を実感した、バッグ選び。ネイビーのシンプルなミニトート型と、トレンド感が感じられるデザインをお持ちになっていたことに、仕事にお洒落に興味のある20代プリンセスを実感した次第です。
お母様、皇后雅子さまのバッグが小さく、愛子さまが大きめと、これもお年頃ゆえ? 色々持参したいものがおありになるのかしら……などと、興味津々でバッグの中身を妄想したくなります。
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