ミモレで人気の実力派美容師が選ぶ、本気で使ってほしい大人髪のためのシャンプーとトリートメントを発表します! 第1回めはボリュームアップ&ツヤ・まとまりを復活させるおすすめ商品を紹介します。

 


扱いにくい髪=年をとったからと
ヘアスタイルを諦めていませんか?


40歳前後になると、白髪や細毛に悩まされる女性が増え出します。白髪染めも日常的になり、人によってはクセ毛やうねり対策に縮毛矯正がマストという人もいるでしょう。

実は、エイジング毛にケミカルダメージを与え続けていると、毛髪ダメージは一気に加速してしまい、その結果「髪が一気に老けたかも⁉」と感じやすいのです。また、ぱさつき、かゆみ、広がり、ボリュームダウンなど髪トラブルは増すと「今使っているシャンプーがあわない気がする」と思うことも多くなります。複雑に悩みが絡まる大人髪の場合「ヘアケアをどう選べばいいかわからない」と悩むのも当然といえます。

 

トリートメントだけに頼るより、
髪の根本を立て直すシャンプー選びが大事


以前は髪のコンディションを整えるのはトリートメントで、デザインをつくるのはスタイリング剤という考え方が一般的でした。実は、これらの多くはすでに生えている毛髪(つまり死んだ細胞)をお手入れするもの。40代や50代のミドル世代は、死んだ細胞の今ある髪をよりよくするケアよりも、“これから生えてくる毛髪を強化”する未来へのヘアケアが大切になります。それがまさにシャンプーなのです。

 

「シャンプーは髪を洗うだけのもの」と解釈すると、今ある髪の現状を劇的に変化させるのは難しいかもしれません。

たとえば、最近はスカルプシャンプーと名の付くタイプが増えています。優れたスカルプ系の商品は、白髪や抜け毛予防や、ハリコシ感のある強く太い毛を育くむもの、また後に使うトリートメント成分が浸透しやすいものなど、目的別に分かれていることが多いのです。

シャンプーは、単に髪を洗うだけでは収まらず、頭皮の生命力を引き出しながら未来の髪を立て直すべく、ハイスペックな機能を揃えた商品が注目される時代。その結果、髪の扱いがラクになるので大人世代でも髪型を楽しめるようになります。

そのため、シャンプー選びに悩んだら「私はどんなヘアデザインが好きなのか?」を基準に商品をセレクトしてみてください。サラッとまとまりあるストレートボブが好みならツヤタイプ、エアリーな外ハネヘアならふんわり系など、自分の髪と気持ちにフィットするシャントリが見つかると、劇的にスタイリングストレスも減っていきます。

ミドル世代だからって、ショートやボブにしなきゃいけないなんてことはありません。まだまだ、ダウンスタイルを楽しめる世代です。賢いシャントリ選びで、豊かで扱いやすい髪を目指していきましょう!