冷蔵庫で保存も可能!「しらたき麺」のおいしさの秘訣


ーー「業務スーパーでしらたきを1キロ買って、しらたき麺を作り置きしています」というコメントもいただきました。すごいですね! 
ちなみに、どれくらい日持ちするのでしょう?

時期にもよりますが、しっかり火を通しているので、だいたい3〜4日かな。

ーーこうしてみると、わりと長い間ゆでているんですね。

そうですね。ゆで時間はあまり厳密でなくても大丈夫だけど、短すぎない方がいいです。
この「しらたき麺」はしっかりゆでるだけでなく、からいりして水分をとばし、ていねいに下味をつけることでおいしくなるんです。

ーー手に入りやすい食材こそ、ていねいに作ることでおいしくなるんですね。まさに、栗原さんの料理の真髄ですね!

さて、ゆで終わりましたので、水切りします。

そして次に、余分な水分を飛ばすためにからいりしていきます。
火加減は、中火で2〜3分くらい。
こちらも、そう厳密でなくてもかまいませんよ。
「水分が抜けたかな」と感じる程度が目安です。

ーー「しらたき麺が鍋にくっついてしまいます」というコメントが届きましたが……。

余分な水分は飛ばさないといけないけれど、
くっついてしまうのは、から炒りしすぎかもしれませんね。

 

ーー下味の調味料についての質問も多いですね。薄口しょうゆ、みりん、砂糖、かつおだしパックを使います。分量は、ぜひ8号のレシピをご確認ください!

栗原はるみがライブで料理教室!「体重を落とす」しらたき麺の作り方とコツ_img2
 

では、調味料を入れていきます。きちんと味が染み込むように、汁気がなくなるまで弱火でじっくり煮ていきます。

ーーここでしっかり味を染み込ませるんですね。

そう。水分が抜けたところに、調味料の味を染み込ませるんです。
濃くないけれど、これだけで食べてもしっかり味がついているように。

ーーでは、じっくり煮ている間に、いくつか質問をご紹介します。かつおだしは市販のパックでも大丈夫でしょうか?

市販のパックでも大丈夫です。

ーーかつおだしの代わりに、いりこだしでもよいのですか?

いりこだしでもよいですよ。

ーーなんだかいい香りがしてきました! 色もついてきていますね。でもここで焦っちゃいけないんですよね。

そう。焦らず、弱火でじっくり、しらたき全体に味を染み込ませてくださいね。
もし時間がない方は、後から好みで家にある調味料を足しても大丈夫です。

さぁ、そろそろちょうどよさそうですね。
ぜひ食べてみてください。

栗原はるみがライブで料理教室!「体重を落とす」しらたき麺の作り方とコツ_img3
完成したしらたき麺