かねてから“黒いウワサ“が絶えなかった、ラッパーで音楽プロデューサーのディディ。今年に入りマイアミとビバリーヒルズの自宅を家宅捜査されていた彼が、ついにN.Y.で逮捕されました。この逮捕に付随して追加訴訟を予定しているテキサスの有名弁護士トニー・バズビーが記者会見を開き、ストリーミングでも配信。その衝撃的な内容が今、全米を震撼させています。
※本記事には、性暴力に関する記述が含まれます。
最年少は当時9歳の少年。被害者120名のうち25名が未成年
バズビー氏の元には全米から3000名以上のディディによる「レイプ、性的暴行、性的搾取」の被害者だと名乗る連絡があり、そのうち彼が今回の原告に選んだのは120名。男女の内訳は半々で、最年少は当時9歳の少年。さらに14歳と15歳も含まれるとのこと。未成年の被害者は皆、エンタメ業界でのキャリアを求めていたのが共通点。しかし「その代償としてディディに性的虐待を受け、その後は二度とエンタメ業界と関わることを望まなかったのです」とバズビー氏は語っています。
当時9歳の被害者はオーディションのために、マンハッタンにあるレーベル「バッドボーイレコード」の事務所でディディに会い、他の少年たちと一緒にレコード契約を結ぼうとしていた際に、「スタジオでディディやほかの大人たち数人から、性的虐待を受けた」といいます。
別の未成年者も、芸能界に憧れ、ディディから「お前をスターにするが、そのためには両親から離れ、ひとりで会いに来る必要がある」と言われ、ディディと一緒にいるときにオーラルセックスをさせられたとか。
また別の15歳の被害者は、ディディのパーティーに参加するためN.Y.に行き、薬を飲まされてレイプされたと主張しています。
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