今やいろいろなところで見かける、スーパーマーケットの「成城石井」ですが、その歴史は古く、1927年に世田谷区成城で果物、缶詰、お菓子を扱う食料品店としてスタートしました。
今年でなんと創業97年! 私が通い始めたのは、今から30年ほど前。「成城石井」マニアとしてはまだまだひよっ子ですが、今回は地味ながらも確実においしい“隠れ銘品”をご紹介させてください。
有名中国料理店でも使われている、もっちもちの餃子の皮
何度となく「成城石井」に関する記事は書いてきたはずなのに、すっかり“これ”の存在を忘れていました! 買うのが当たり前すぎて、無意識にかご入れているせいでしょう。逆に今まで1度も記事に取り上げたことがありませんでした。「八幡製麺」の「餃子皮」。これぞ「成城石井」の隠れ銘品のトップバッターとしてふさわしい!
比較的厚手の餃子の皮なので、焼き餃子はもちろんですが、水餃子もおいしくできます。とにかくこの皮、火を通すともっちもちのむっちむちに変身!!! おうちの餃子が“中華街の本格餃子”になるんです。
ドレッシングはこれ1択! そのくらい野菜がおいしくなる!
以前、この美しい紫色をした生ドレッシングはご紹介させていただきましたが、そのときはまだパウチタイプのものしかありませんでした。そのため容量もなく、あっという間になくなってしまう……。しかし今回、発見! 「成城石井」の大人気商品「なんでもいける胡麻ドレッシング」と同じ、たっぷり280ml入ったボトルタイプに進化していました。これはうれしい! 遠慮せず、たっぷり使えます。クリーミーでコクのあるドレッシングなので、さっぱりとした葉野菜のサラダによく合います。
血糖値が気になる人にも。低GIのデーツシロップ
デーツシロップにもいろいろあり、中にはどろっとした濃厚な甘味のものもあります。しかしそれだと味の主張が強すぎて、すべてがデーツの味になってしまう……。そのため料理に使うとしてもカレーやミートソースなど、デーツの味が消えるくらいパンチの強い料理にしか使えません。でも「成城石井」のデーツシロップは、クセがなく、軽やかな甘さなので何にでも使えるんです。はちみつやメープルシロップのよう!
パンやヨーグルトはもちろん、チーズにたらしてもおいしい(11月になったらぜひ“モンドール”と一緒にどうぞ)! しかも原材料は無農薬のものを使用。デーツは血糖値が上がりにくい低GI食品なので、健康のためにも甘味はなるべくこれに切り替えています。
マダムに教えてもらった、“1人レンチン鍋”
最近めったやたらと買っている、レンジでチンすればできる“1人鍋セット”。実は、つい数カ月前、たまたまお店で居合わせたマダムがこの“鍋セット”を買っていて、どうやら私、それを無意識に凝視していたらしいのです(笑)。マダムが私の真剣な視線に気づき、「これ、すごくおいしいのよ。1人でお鍋がしたいときに便利なの」と教えてくださいました! 確かに黒毛和牛のすき焼きを手間いらず、800円台で食べられるのですから、お得ですよね。
「銘柄豚バラ肉とたっぷり5種キノコの胡麻ジュレ温しゃぶ」もおいしいのですが、こちらは、ほぼワンコイン価格! お安いんです! どちらもたっぷり具材が入っているので満足度も高く、ごはんを作りたくない日や、1人おうちごはんのときに大活躍! 皆さんもぜひ、召し上がってみてください。
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