【ノノガ】「否定は一切No thank you」寄り添う指導者ちゃんみなのオーディション番組「No No Girls」で時代が変わる予感！【BMSG】

「No」と言われきたちゃんみなの人生を描いた曲

10代でデビュー時、容姿に関するおびただしい数の誹謗中傷を受けたときの心境を綴った『美人』や、韓国ルーツの母親に向けられた人種差別発言について描いた『RED』、痛くも美しい、恋にもがく心境を綴った数々のラブソングなど、自身の人生について曝け出すような曲が多いちゃんみな。

「No No Girls」のオーディションのテーマソング『NG』は、たくさん「No」を言われてきたちゃんみなが、それを跳ね除け、反骨心やエネルギーに昇華してきた様が綴られた、まさに「No No Girls」にピッタリの一曲。「お前らからのNoじゃ死ななかった私は」「最後は人間性が言うものを」などちゃんみな節炸裂で、ちゃんみなの人生観やアーティスト論を体現するようなリリックが散りばめられています。

そこにあるのは人間的なあがき

ちゃんみなは「No No Girls」について次のように語っています。

画一的な美が取りこぼしてきた本物の才能

ガールズグループ、ボーイズグループというと、王道と言われるような、キャッチーさやポップさ、メジャー感を満たすような要素、ある意味画一的な美の基準が強く求められる部分がありました。しかし、アイドル性やメジャー性を優先し過ぎるあまり、見落とされてきた才能があったのかもしれません。

そして、王道グループはいまや飽和状態。時代が求めるのは、本物の実力、人間らしい感情や、泥臭い経験を背負った物語性、そして誠実で応援したくなる人格のある人なのではないでしょうか。王道にハマらずとも、独自のスタイルで今やトップアーティストに上り詰めたちゃんみながその象徴と言えるのかもしれません。

まだ始まったばかりですが、すでにこのオーディション、そしてこのオーディションから生まれるガールズグループ「No No Girls」がエンタメ界の歴史を変える予感がしてなりません。