何かが起こると話題の2025年、木下レオンが海外脱出！？ その真意とは？

強みを生かせないなら「場所を変える」のもアリ

——真田広之さんがプロデュース／主演を務めた、ディズニープラスのドラマ『SHOGUN 将軍』が2024年のエミー賞を獲得したことも話題になりました。国内では苦境に立たされている時代劇が海外に活路を見いだし、世界で評価されるというのも、レオンさんの話とどこか通じるものがあると感じます。

レオン：日本の素晴らしい文化を仕事に生かしている人でも、国内ではなかなか稼ぐことができず、別の商売を始めたり、やめてしまったりする人も少なくありませんよね。ですがやっぱり、元々持っている強みや個性を生かす方が、絶対いいに決まっています。「思い切って場所を変えてみる」という選択肢の中には、「海外も含まれる」ということを、ぜひみなさんにもお伝えしたいですね。ちなみに私はこれからどこへ行こうと、「占い」以外を仕事にするつもりはありません。世界進出も「占い」で勝負するつもりです。
 

2025年「巳年」は「脱皮できない蛇は滅びる」

——2025年は「巳年」ですよね。『木下レオンの絶対開運 帝王占術 2025』でも、巳年は「変化と成長の年」とおっしゃっています。レオンさんのように、海外に拠点を移そうとする人にも追い風が吹くのでしょうか。

レオン：巳年は“蛇”を象徴しますが、蛇は脱皮を繰り返すことで成長していきます。なので、2025年は「成長」を心がけることが重要な開運ポイントです。ただし、蛇は地面などに体を擦り付け、身をよじりながら脱皮するように、私たちの2025年の「成長」も簡単なものとはなりません。「死に物狂いで成長しないといけないよ」というのが巳年の教えだからです。

とはいえ、脱皮する苦労を恐れて成長を避けるのは、一番いけません。哲学者・ニーチェの有名な言葉に「脱皮できない蛇は滅びる」とありますが、2025年はまさにその言葉通りの運気なのです。成長痛を伴う変化は、ときに涙が出るほど辛いものになります。ですが、それくらいの覚悟を持って、2025年は「変化と成長」を求める人に運が味方してくれます。

とにかく、「スマートな成長」とはほど遠い1年なので、最初から「うまくやってやろう」という意識は捨てることが肝要です。海外に興味がある人は多少準備不足でも飛び込んで、傷だらけになりながらも泥臭く進んでいく方が、その後の開運につながります。

——ちなみにレオンさんは、移住先、引っ越し先はどんなふうに決めていますか？

レオン：私が引っ越す際には必ず「吉方位」を見て決めています。私の占いの指標の一つでもある九星気学では、吉方位を訪れると幸運が舞い込むとされているからです。2024年末から2025年にかけて、海外と日本の吉方位を行き来しながら、最終的には「天一天上（てんいちてんじょう）期間」に引っ越す計画を立てている最中です。「天一天上」は、凶方位がなくなる16日間の開運期間のこと。2025年は6度やってきますから、ぜひみなさんもご自身の「変化と成長」を後押しすべく、16日間のラッキーデーを活用してみてほしいと思います。
 

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