入学前準備・おうちで練習編
①登校経路を一緒に歩いてみる

「うちの子、小学校でやっていける?」発達が気になる子の就学準備は早めが肝心!先輩ママが教える『家庭でできる練習3つ』_img0
 

保育園や幼稚園のような親やバスによる送迎がなくなる小学生。集団登下校があるかないかによっても違いますが、あらかじめ登下校の練習をしておけるといいですね。
 

 


通学路の危険な場所をチェック
 

子どもと一緒に実際に通学路を歩くことで、危なそうなところ、気をつけるポイントなどを知ることができます。また、身体の小さな1年生にとって、教科書の入ったランドセルは想像以上に重いもの。登下校の練習の時にはランドセルに本などを入れて、リアルな状況に近い形で練習してみましょう。可能であれば、一度は実際の登校・下校時間に小学生が歩いている横で練習ができると雰囲気がわかって安心ですよ。我が家は集団登下のない地域だったので、年長の1月から2〜3回、学校まで登下校の練習をしました。小柄な長男は何度か途中で「お茶を飲みたい」と休憩したがったので、安全に休めるところを親子で探して決めました。本人も何度か足を運ぶことで、少しずつ登下校のイメージができるようになっていきました。
 

盲点だった雨の日の通学

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保育園の頃は、傘をさしたことはあっても、使った後の傘のべルトを巻く、濡れたカッパをしまうなど、自分で片付けたことがありませんでした。その結果、雨の日の帰宅後、びしょびしょになったカッパとプリントかが一緒に入っていて大惨事に! どうやらうまく片付けられなかったようです⋯⋯。初年度の6月は付き添いで登校したこともありましたが、昇降口で傘やカッパを片付けられず泣いている1年生が他にもいました。ボタンでとめるのは難しいので、最初はテープ式のベルトがおすすめですよ。