②時間割通りに動く練習

「うちの子、小学校でやっていける?」発達が気になる子の就学準備は早めが肝心!先輩ママが教える『家庭でできる練習3つ』_img0
 

小学生になって大きく変わるのは「時間割に基づいて動く」ということ。できれば年長の間に「時間割というものがあるよ」、「チャイムが鳴ったらそれを区切りに動くんだよ」と伝えておけると安心。
 

 


時間割を先にもらえるとベター


我が家では学校との就学相談が始まった1回目の面談のタイミングで現1年生の時間割を見本としてもらい、部屋の壁に貼って「来年からはこんな授業があるんだね」と伝えて見慣れておく作戦をとりました。
 

見て確認する習慣をつけよう
 

時間割に限らず、小学校生活では書かれたことを見て確認し、次の行動をする場面が増えます。日直や移動教室の持ち物、宿題や翌日必要なものなど、書かれた情報を元に判断することの必要性は学年が上がるとともに増します。年長のうちから少しずつ 「見て確認する」という習慣を身につけておくと、就学後もスムーズです。文字が読めないうちは絵カードやイラストを使いながらで大丈夫! 年長だと一日のスケジュールは見なくても習慣がついている子も多いかもしれません。しかし、あらためて可視化することが、時間割を見て動く練習になりますので、見通しに不安が強い子には特におすすめです。徐々に、1日の予定→1週間の予定→1カ月の予定、と提示する範囲を広げて、「見れば予定がわかる」と理解できるようサポートしていきたいですね。