お仕事以上に、特にメイクを頑張りたくなるときは…(りゅあ)


イガリ:コスメは、お小遣いで買っているの?

りゅあ:はい!

りゅあママ:あとはお誕生日やクリスマスのプレゼントですね。3年生の頃から、おもちゃのリクエストは一切なくなって、コスメになりましたね。

イガリ:それぐらいメイクが好き?

りゅあ:メイクもだけど、オシャレが好き! 『nuts』モデルみたいな、大人っぽくてかっこよくてキレイな感じが目標で、そこを目指してメイクしてます。

小学生ギャル・りゅあ「小4から混色など自分で研究し始めて」今、子どもたちはなぜメイクに惹かれるの?【イガリシノブのはじめてメイク】_img0
 

イガリ:りゅあちゃんが、メイクを頑張るときはどんなとき?

りゅあ:ディズニー(ランドまたはシー)に行くとき!

りゅあママ:モデルのお仕事の時じゃないの??(笑)

りゅあ:お仕事もだけど、ディズニーで盛れてなかったら絶対イヤだから頑張ります。

りゅあママ:確かに前の日の夜から、メイクノリを考えてお肌のお手入れしているもんね。

 

イガリ:前の日から楽しんでいるの素敵だね! メイクするのは月どれくらい?

りゅあママ:少ないときは月1回、撮影が多いときは10回ぐらいです。

イガリ:メイク後のお手入れはどうしてます?

りゅあママ:クレンジングはやさしくきちんとして、化粧水と乳液を使うようにしています。

イガリ:メイクとクレンジング、保湿はセットだから大切ですよね。私も、そこはきちんと、子どもたちの肌のためにも伝えていこうと思っています。

メイクしたら、いいこといっぱい!(りゅあ)


イガリ:メイクをしているりゅあちゃんをみて、まわりのお友達の反応はどう?

りゅあ:最近、興味持っている子が増えてきたと思います。コンパクトを開けたり、閉めたりとか収納ボックスにしまう音を撮るASMR動画みたいなのが流行っていて。そのために「ケースやコスメを買った!」という話をしたりしました!

イガリ:そういうのも流行っているんだ! 楽しそう! もし、今、メイクしてない子にメイクの魅力を伝えるとしたら、どんなことを話す?

りゅあ:メイクしたら可愛いと言ってもらえるし、いいことばっかり! たとえば、「これ、可愛いね。どこの?」から始まって、話がふくらんで、楽しいのがいいなって思ってます。

イガリ:まさに、それは私が思うことと一緒!

小学生ギャル・りゅあ「小4から混色など自分で研究し始めて」今、子どもたちはなぜメイクに惹かれるの?【イガリシノブのはじめてメイク】_img1
りゅあちゃんに教わりながら、数十年ぶりにつけまつげを装着したイガリ(笑)。

リアルにメイクを楽しんでいるりゅあちゃんの話を聞いていると、メイク好きの大人ととても近しい感覚をもっているよう。実際、撮影前にイガリさんとりゅあちゃんが並んでメイクしているときは、コスメの話やテクの話であっという間に打ち解けて仲良しに。コミュニケーションツールとしてのメイクの価値、十分ありそうです。

<INFORMATION>
『メイクアップアーティストのママが教える はじめての子どもメイク』
イガリシノブ・著

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●目次

プロローグ まずはリップをぬってみよう!
第 1 章 子どもたち、なみだぶくろに注目だ!
第 2 章 お肌のメイクは、加工アプリよりもおもしろい
第 3 章 がいこつがポイント!まぶたと目のメイク
第 4 章 つめ・まつげのメイクは特別な気分で!
エピローグ 「かわいい」を決めるのは自分だよ!
●メイクを通じて社会を知るコラム
おはなし 1 ちがいをみとめる「ほめる言葉」
おはなし 2 健康なお肌はメイクの第一歩
おはなし 3 「ルール」を決めよう
おはなし 4 キレイなつめを育てる
おはなし 5 作品をつくってみよう
おはなし 6 メイク記念日をつくろう
おはなし 7 すてない工夫

前編
「「メイク大好き」小学生ギャル・りゅあが決めたルールと大事にしているマナーとは【イガリシノブのはじめてメイク】」>>


撮影/水野昭子
取材・文/楢﨑裕美
構成/坂口彩
 
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