③バレエフラット
こちらは、今年初めのご公務でのお姿です。
黒のマキシ丈のコートに合わされているのは、2.5cmとほぼフラットに近い靴! 黒のパテントにラウンドトウ、アンクルストラップがついた、いわばバレエシューズのデザインで、レティシア王妃にとっては新鮮な甘さのある靴ですね。昨今のトレンドでもある、フラットのバレエシューズをモードスタイルのように取り入れられたのでしょう。
コートの中には、ツイードのジャケットとくるぶし丈のワイドパンツを合わされていて、靴のストラップが見える丈バランスでコーディネートされているのが、さすがレティシア王妃ですね。
この靴もオールシーズン、素足からタイツまで相性良しですが、キーとなるのは、ストラップが見える丈の洋服と合わせること。そして、足首までの全身比率が脚長に見えるよう、ウエスト位置の高いアウターを選ぶと、スッキリ、エレガントに見えるでしょう。
④チャンキー・ローファー
最後はこちら。先月グレーのパンツスーツに合わせて、初めてお披露目されたのが、シャイニーレザーにチャンキーソールのゴツめローファー! ブランドなど詳細は不明ですが、ツヤのあるレザーにステッチなど、まさにトレンドのデザインをチョイスされたレティシア王妃。
これもローヒールにシフトされたからこその出会いではないかと思われますが、昨年にも同様のチャンキーソールのローファーを着用されていて、メンズライクなスタイルも多い王妃には、意外とお似合いです。
元はトラッドテイストの靴ゆえ、きちんと感もあり。パンプスよりもゆったりデザインであることが多いので、楽チンでお洒落感もあり。大人スタイルにとっても使えるデザインといえるのではないでしょうか。
ちなみに、靴にボリュームがあるので、ボトムにも裾が広がったデザインやボリュームのあるものがバランスが良いでしょう(レティシア王妃のパンツも、膝下がフレアー気味のシルエットを合わされています)。
ハイヒールへの偏愛を捨て、新たな靴選びに挑戦されているお洒落王妃、今後も楽しみです。
文/にしぐち瑞穂
前回記事「【愛子さま】初めての単独地方公務のファッションを考察。若きキャサリン妃との類似点も発見!」はこちら>>
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