最後は、よりシンプルなアレンジ法です!

スカート丈を自分流に変更

キャサリン妃が1ヵ月ぶりに公務!過去に着た服をリフォームして着回し!「物を大切にされる心」が伝わるファッション<br />_img0
2014年6月18日、ブレッチリー・パークの旧暗号解読施設を訪問。 ブラウス、スカート/アレキサンダー・マックイーン 写真:Shutterstock/アフロ

白地にネイビーで切り替えが施されたブラウスと、ネイビーに金ボタン付きのスカートが初お披露目されたのは、ご結婚された2011年でした。白×ネイビーのマリンカラーが爽やかでロイヤルらしくもあり、キャサリン妃にピッタリと好評なスタイルでした。

その後着回しもされ愛用されていますが、実はこのスカート、購入後にお直しをされたのです。というのもオリジナルのデザインは、ふくらはぎあたりの長さのミディ丈だったのです。よってスリットも深く入っていたということに。

当時、タイトスカートといえばキャサリン妃の定番でしたが、ただし丈は膝が見えるか見えないかくらいが基本。ヒールとのバランスがよく、いわゆる脚長効果がある丈なのです。

このスカートの場合には、ひだがとられているしスリットもあるため、あまり短くするには不向きなデザイン。しかしキャサリン妃がこの絶妙な丈でお直しをされたことで、結果スリットも深くならず、トップ&ボトムのバランスも良くなりました。

私達も時折頭をよぎることがある、スカートの丈問題。自分の身長や体型に似合う丈になるようちょっと手を加えると、見え方が大きく変わることもあります。

このようにご結婚当初から自分スタイルを持っていらした皇太子妃。年々、着回しが増えれば同時にリフォームの可能性も大。今後もサプライズな着回しが楽しみです。

 


文/にしぐち瑞穂
 

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