今日のニットとスカートは、
日本ブランドです

みなさま、こんにちは。
大草直子です。

金曜日早目に閉店させて頂き、仕事に遊びに週末を満喫し、
すっかり元気になって月曜日を迎えております。

講談社につくなり、真っ先に“今日のつぶやき”のための写真をおさえ、
隣のwith編集部のおしゃれ編集者に目撃され、ちょっと恥ずかしくなり、
こんな1枚になりました。

今日お話ししたいのは、日本ブランドのこと。
mi-mollet(ミモレ)世代のデザイナー、デザインチームが手掛ける、
THE IRON(ザ・アイロン)のミドルゲージの春ニット。
日本の靴市場を変えた、CHEMBUR(チェンバー)を
手掛ける会社がやっているブランドですが、着心地の良さと
「今の気分」を程よく取り入れたデザインで、
今多くのセレクトショップで引っ張りだこです。

スカートは、昨年路面店もオープンしたASTRAET(アストラット)のもの。
ユナイテッド・アローズが手掛ける、大人のためのブランドですが、
さまざまな要素をそぎ落したシンプルでハンサムなルックは、
こんな静かで強いメッセージが似合う女性でいたい、
と思わせてくれます。
特にアイコンであるレザーのジャケットは、いつか手に入れたい逸品。

同じ景色を見、同じ音楽を聴いて育った同世代。
きっと毎日着物で過ごす両親を見ていたわけではなかったし、
ブランドだけを熱狂的に追いかけたこともない世代。

1度も自分たちがブームにならないまま、今40代を迎え、
実は「本当に着たい服」を選べている自分がいます。
インポートの服や小物も素敵だし憧れますが、
この気持ちをシェアできる日本ブランド服、
これからワードローブにさらに増えていきそうです。

大草 直子

  • THE IRON(ザ・アイロン)のニットは、両サイドにつけられたファスナーを開閉することで、シルエットが変えられます。こうした細やかな工夫も、日本ブランドならでは。少し黄味がかった色もお気に入り。日焼けが間に合っていない今の肌色にも、浮かずになじんでくれます。(ブルーがかった真っ白は、やっぱり日焼けしたほうが似合うと思うのです)今年はいつ、日焼けができるかな……。
  • 春になって、着る服が薄く、少なくなってきたら香水も着替えます。アニック・グタールのボディクリーム、オーダドリアン。ボディクリームだと、ボディ全体を柔らかく包んでくれるから、香りが思いがけない時に感じられて、季節の変わり目は愛用しています。どんな香り、というのも大切ですが、どんなテクスチャーで? というのも大切な気がします。ラルチザンパフュームのタンブクトゥは、季節を問わず好き♡
Today's pickup

本当に暖かい2月の月曜日。素足で来たらさすがに寒く、さらになぜか乗り換えの場所を通過し、大好きな伊勢丹がある新宿三丁目に運ばれました。とぼとぼと引き換えし、大きなターミナルの駅ビルで、寒さのあまり、ソックスを買い、その場で履かせてもらいました。履き口が少しゆるく、パンプスと合わせても良い感じ! 乗り過ごして良かった。と、こんなふうなことをつぶやくと、編集部に前の席に座る大森に、「どこまでポジティブなんですか?」と言われそうです……。

CREDIT :

コート/アクアスキュータム ニット/ザ・アイロン スカート/アストラット ソックス/フクスケ サングラス/ディータ バッグ、靴/フェンディ