美容記事を担当する編集者として、日々、新しいスキンケア製品を試している私が、最近見直しているスキンケアがあります。それが「石けん」誰しも一度は使ったことがあるの「赤い箱」のアレを見直しています!
40代のみなさんは「石けん」って懐かしさを感じるのではないでしょうか。子供のころは一家にひとつ必ずあった牛乳石鹸。「牛乳石鹸よい石鹸🎵」を口ずさみ、お中元やお歳暮などの贈答用としても重宝したアレです。
手洗いにはもちろん、顔にも体にも使っていたのに、ハンドソープやボディソープの出現からは、なんとなく遠のいていた石けん。そんな私が石けんを見直したのは昨年のこと。「梅小路ポテル京都」というホテルに宿泊したときに、アメニティグッズにあの赤い箱の石けんがあったんです! 赤箱を開けると懐かしさと安らぐ香りに感激しました。
赤箱の歴史は古く、発売は1928年で96年の歴史を持ちます。石けんの作り方には短時間で大量生産できる中和法と、精製した天然油脂を原料にして加熱と攪拌などの工程を経て熟成させて作る、釜だき製法の二つに分かれます。赤箱は、石けんひとつに1週間をかけてつくる釜だき製法。天然由来のうるおい成分を残して作られているため、肌あたりが柔らかく優しさを感じるのかもしれません。
あの赤箱がミドル世代のスキンケアにぴったりな理由!
ふっくら柔らかな泡で包まれると幸せを感じます。
石けんって、つっぱるイメージがあったのですが、赤箱は肌の保護成分の「ミルクバター(乳脂)」や、うるおい成分の「スクワラン」を配合しているので、洗い上がりはさっぱりしながらも、肌はしっとりサラサラ。私は手洗い、ボディ用と朝洗顔に使っていますが、秋冬に気になるカサカサや赤みが改善して肌が健やかになりました!
こんなに高いクオリティの石けんがひとつ110円で買えるなんて! ロングセラーって、やっぱり良いものだから残っているんですね。まさにプチプラスキンケア界の名品。みなさんも赤箱のよさを再発見してみてください!
文/國見 香
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