こんにちは、藤本です。先日、数年ぶりに韓国にいった際、いろいろなコスメを楽しく買ったのですが。その中でもダイソーが楽しかったです(笑)。
ダイソーの極細綿棒に惹きつけられ。黒い方が普通の綿棒サイズ。スマホがあればざっくり翻訳は可能なので、コスメの成分や食品成分のチェックに便利です。
私が行ったのは釜山なのですが。街に降り立った瞬間、周りの女性たちには……毛穴がない! まつ毛くるん! 涙袋ふっくら! おでこの生え際が美しい! 前髪含めたヘアが完璧! (ウエスト含めた全身)細い! こんな感じで心の中で阿鼻叫喚続きでした。メイクもヘアも完璧すぎる……。道端でこれなので、コスメショップなど行こうものなら、もはや自分がすっぴんに見えてくるほど、スタッフもお客さんもお化粧ぶりにスキがございません。そんな衝撃の波に行く先々で呑まれていた私の心を捉えたのが、超ミニサイズの綿棒でございます。
以前、美容家の方から伺ったアイクリームの塗り方。「こう塗り込むのよ」と、目尻をクイと指で上げて涙袋から目尻にかけて寸部のスキなく丁寧に保湿するということ。習ったけれど、やっていなかったこと、涙袋がカッサカサに乾いている現在までが走馬灯のように。
こ、これは……。私が今まで見た中で最もウルトラミニサイズ。綿棒を手に取って、20個ほど買いました。自分と友人に。韓国の女性たちは、マスカラやアイシャドウが落ちたら即座に、この超ミニサイズで丁寧に拭う。アイラインがズレたらすぐ描き直す。日中、メイクを崩さないように、それでいて乾いた目まわりや唇まわりに、しっかり保湿美容液を塗布するのにも使う。
ネイルの汚れやイヤホンの埃、キーボードの隙間も拭う。顔も持ち物もピカピカ。わずかのブレも埃も許さず。細部からなる全体美……このウルトラミニサイズの綿棒が韓国女性の緻密な美を物語っているようです。
とりあえずあやかるべく買いました。あやかり好きの私です。
そういえば。この間、高校生女子に勧められた大粒ラメシャドウ(激安)を買ったのですが、お昼間には唇横とブラウスの胸元に落ちていたんですよ! ラメが! 激安ラメはもはや乗らない私の40代肌……。さすがに名も知らぬプチプラシャドウはやめようと思ったのですけど、落ちたラメを急ぎ指とハンカチで拭ったわけですが。このウルトラミニの綿棒を前にしていると、そんな大雑把すぎる自分の行動までが第二の走馬灯。
自分用にも、お土産用にも、眺めて戒める用にも役立つ韓国ダイソーのウルトラミニ綿棒。ポーチに入れておくと確かにとっても便利です。韓国という街に降り立つと、メイクしてきたはずの自分が限りなくすっぴんに思えるほどの、周りの景観です。いや~、自分のメイク古くない!? と即座にmi-molletの長井かおりさんの連載をチェックしてメイクを直すという。長井さんの連載で眉をミュートカラーにして、やっとちょっとホッとしてタッカンマリを食べに出かけるという。久しぶりの韓国で美意識ビンタにあった私なのでした。
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