世界の良家の子女の社交界デビューの場、デビュタント。パリのシャングリ・ラ・ホテルで開催された「ル・バル・デ・デビュタント」に、今年も華やかな顔ぶれが集まりました。このときの様子はカナダの「Hello!」誌に掲載されましたが、中でも話題なのは、グウィネス・パルトロウの娘であるアップル・マーティンに、ソフィア・ローレンの孫娘のルチア・ソフィア・ポンティの参加。他にはブルボン家・アンジュー公の娘ウジェニーの姿も。
いちばん手前の真ん中に座っているのがルシア。さすが大女優の孫、センターを確保！
この写真、たしかに華やかではあるのですが、ドラマ『ゴシップガール』では階段に座る場所でキャラのポジションがわかったのと同じように、どこに誰が立つかでものすごいパワー争いがありそう。ブルーのドレスで手すり近くに立っているアップルは、なんだか圧があって、実はこの軍団を仕切っている『ゴシップガール』のブレアみたいな陰番長だったりして。……などと、庶民の妄想が膨らみます。
追記：このあと、アップルがカメラマンに撮影してもらっていた他の令嬢を押し退けて、自分が映るためにポーズを付けている映像がTikTokで拡散されました。私の勘は当たっていたようです。
アップルは言わずと知れた、グウィネスと元夫クリス・マーティンの長女。ブロンドの髪に映えるライトブルーのベアドレスはヴァレンティノで、ウエストの黒リボンがポイント。
ルチアはソフィア・ローレンの息子で映画監督のエドアルド・ポンティと、女優のサーシャ・アレクサンダーの娘。現在90歳のソフィアは「ハリウッドを引退しない」と宣言したばかり。長生き＆元気で素晴らしい！ ルシアによると、祖母との関係は良好のようで「私たちはジュネーブで頻繁に彼女を訪ね、彼女もロサンゼルスで私たちを訪ねます。私は彼女を心から愛していて、距離にもかかわらず、私たちは一緒に十分な時間を過ごしています」とのこと。
ルチアのドレスは、アルマーニがデザインしたオートクチュール。ヨーロッパっぽい雰囲気と、品のある佇まいが素敵です。
デビュタントは選ばれし者のみが参加できる舞踏会。『若草物語』など海外文学好きの私は、物語の中で舞踏会の描写があると、美しいドレスを着て着飾った少女たちが笑いさざめく様子を想像してうっとりしてしまうのですが、こちらのニュースにも、思わずキュンとしてしまいました。
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