当初は「そうはいっても冬はさすがに寒いかな?」と思っていた。だが、我が家の暖房がセントラルヒーティングというのもあるからかもしれないが、気温が下がってきても全く問題ない。子供の頃から汗っかきなので、体質なのか、それとも更年期的な症状としてなのかはわからないが、最近は特に寝汗をよくかく。だが麻のシーツだと、冬でもサラッとした質感が続くのがありがたい。
ただ、私と違って冷え性だったり寒がりな人には、冬は寒いと感じるかもしれない。その場合は細番手のリネンを選ぶと、熱が奪われずにすぐ暖かくなるのだそう。また麻は熱伝導も早いらしいから、寝る前に湯たんぽを入れておくことで、寒さは防げる気がする。
もうひとつ、麻のベッドリネンにおいて大事なのは、きちんと高品質のものを購入するということ。以前、安いからいいなと思って某ファッション系インテリアショップの麻シーツを買ったところ、毎朝ものすごい埃が出てきて大変だった。どうも、ウォッシュがきちんとかけられていなかった様子。
それで懲りてからは、デパートに入っているLa Redouteというブランドのものをずっと愛用している。デパート品なので通常はややお高いけれど、セールの際は40〜50%オフに。そういった時期を狙って購入すればそこまで懐も痛まないし、良い品は長く使えるので、結局はお得な買い物になっている気がする。
<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN
心満たされるパリの暮らし』
著:井筒麻三子 写真:Yas
¥1980
講談社
Amazonはこちら
楽天ブックスはこちら
パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち(現在チャンネル登録者数41万人)からの熱い支持が!
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
パリのおすすめレストランや、喜ばれるパリ土産もランキング形式でご紹介。
YouTubeでは語りきれない暮らしのコツや素顔のパリのエッセイを美しい写真と共にたっぷりとお届けします。
前回記事「運気をアップさせたいなら、部屋の照明はとにかく“いっぱい”置くのがいい【パリ在住・井筒麻三子のインテリア風水】」>>
- 1
- 2
Comment