ぶっきらぼうな店員の態度にムッとしてしまう自分。内観してみたら、自分の思い込みがわかる_img2
書き出すときに使っているのは、100均の落書き帳です。気楽な気持ちで書けたらなんでもよし。

苦手な人がいる場合の内観法をおさらいします。(詳しくは前回の記事に)

①まずは嫌いな人を思い浮かべ、嫌いな要素をリストアップします。

②その要素は自分の中にもあるとして、それを表に出してしまったらどうなるか? を考える

③思い込みを特定し、疑い、否定してみる

④思い込みを書き換える


最初はうまくできないと思います。「嫌いな人に特定の要素が、自分の中にもある」と認識した上で内観していきますので、この前提すら受け入れられない人も多いと思います。私もそうでした。そりゃ認めたくないですよ。でも、一旦受け入れてやるのがポイント。


最近もとある店員さんにイラっとしました。すかさず内観。私の中に何があるんだろう? これを引き起こしている自分の内側を探ります。無意識に握りしめている信念を特定し、ラクになるように書き換えます。書き換え、相手に対しても少し見方が変わってくると、徐々にその人のことが気にならなくなってくるんです。この店員さんは、その後会う機会が自然となくなっていきました。

こちらはそのときのメモです。

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リアルにやってますよ(笑)。メモは分かりやすくするために清書したもので、いつもはばばっと書くので乱筆乱文です。

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出来事や相手に対しての感情をまずは思いっきり吐き出すのが二つ目のポイントです。汚い言葉が出てきてもOK。感じたままを出してから、1〜4のステップを踏んでみてください。

HSP気味で私は生きづらいタイプなのだと諦めていたけれど、そんなことなかった。

そう、いくらでもひっくり返せる。
内観で人は変われる。
 

 

 

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構成/出原杏子
 


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