前々回パンツスタイルを紹介したばかりですが、ここのところのヴィクトリアのおしゃれぶりには目を見張るものがあるのです。なんていうか、同世代のケイト・モスがMYスタイル貫きすぎちゃって若干古臭く見えるとしたら、ヴィクトリアは常に、モードを自分なりに解釈し、さらには「大人の女性って素敵♥」と思わせるところまで昇華してトレンドを着こなしている、という感じ。

で、そんなヴィクトリアが暑くなって来てからハマっているのが、カラーコーデ。これって実は、すんごいニュース! だってヴィクトリアと言えば、これまではモノトーンやベージュなどのいわゆるベーシックカラーが定番スタイル。だからこそ日本人にも真似しやすかったのですね。

うわ、黄色! まぶしーーっ!! ってなる、イエローの着こなし。オールインワンにさらにアウターを羽織って、これでもかっていうイエローのダメ押し。足元はヌードカラーでさらっとまとめるのがポイント。

しかも選ぶ色が、目の覚めるようなイエローやブルー、レッド。って、信号機やないか〜い(笑)! しかも一点投入ではなく、全身イエローや、レッドトップス×ブルーパンツなど、かなりの“攻め”。ど〜した、ヴィクトリア!!
でもそれが、とっても新鮮でおしゃれ。日本の夏、今年はかなり暑くなりそうですが、そんな陽射しの中、こんな派手な色をパキっと効かせた着こなしはすごく映えそう。

これならマネしやすそう! ブラックスタイルにイエローのロングジレをレイヤード。大人っぽくてシャープな印象が素敵です。
こちらは赤×青で爽やかに。しかしなぜカラーコーデのときはバッグを持たないのか。もしかして、合わせるバッグがなかったのか……?

ちなみに小物はブラックやベージュを選んで、あくまでも服を主役にするのがヴィクトリア流カラーコーデのルールみたい。毎年夏はコーディネイトを考えるのがめんどうになり、ベーシックカラーのド定番アイテムの組み合わせばかりで手抜きしてしのぐのがお約束になっていた私ですが、この夏はヴィクトリア姐さんに倣って色のおしゃれを楽しんでみようかな。

写真/AFLO