また新しい1週間が始まりました。

週末は冬眠の如くたっぷりと睡眠を取りました。そして久し振りの読書三昧。
私の住むマンションは何故かみなさんと仲が良く、週末にはお隣の猫ちゃん2匹をお預かりし、なんと2泊して帰った(笑)夏以来久しぶりのお泊りだったのだが、子ネコ時代と変わって用心深くなっていた。産まれて8週間目のころは好奇心旺盛にはしゃぎまくって、『無知』ということはなんて無邪気なんだろう、と感心した。まさに細胞が若いと感じた。用心深くなったのは、大人になった証拠だ。
さて、猫を膝に乗せて簡易ネコ暖房にして、本を片手に読書三昧休日。
長田 弘著の『食卓一期一会』
一期一会は食卓にあり。人生とは、誰と食卓を共にするかということだ。
こんな言葉から始まる、食卓にまつわる66篇の詩集。
2冊目もまたまた食べ物に関する本 開高 健著の『食べる日本現代文学史』様々な作家の食べるシーンから作品の魅力を作者が読み解く。
読み終わる頃には当然お腹が空いてしまうのだった。
夕方、飼い主さんが心配して訪ねてきたタイミングで、パンケーキを焼いた。小麦粉が少し足りずコーンミールを足して、たまご、牛乳、砂糖。バターと3種類のジャム栗、ブルーベリー、塩キャラメルを食卓に出して、温かいうちに食べた。
飼い主さんのお仕事の〆切都合で、我が家にもう一泊する事になった猫たち。
再び、読書に戻る。借りてきた猫は膝の上に。
最後は気軽な本。だが、私の週末の過ごし方を劇的に変えた一冊。『The Kinfolk Table』という、写真集とレシピが一体化したギャザリングをテーマにしたもの。季刊誌kinfolkマガジン編集長のNathan Williamsと繋がる様々ジェネレーションの人々が登場し彼らの暮らしとそれぞれのおもてなしが垣間見れます。Kinfolkマガジンとは、今全米で住みたい都市No.1とも言われるオレゴン州ポートランドで作られている、ライフスタイルマガジン。親しい人と親密な時を過ごす素敵な時間の過ごし方が満載の本。決して豪奢ではないが、日常を通して大切な人と食事をして、食事も出来るだけ分け合って、心開いてたくさん話しをする。今、こんな暮らしが世界中で広がり見せている。暮らす国が違ってもたいせつなものは変わらないのだ。
一緒に時間を過ごすこと、楽しい会話、共に食卓を囲むこと。
そういった時間をたくさん過ごせるようにと、願う様になりました。
今週もたくさんの食卓一期一会がありますように。
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