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突然髪を切りました。
これでまた、何かが変わるでしょうか

会う人会う人に驚かれますが、髪を切りました。それも結構カットしました(笑)。
私にとって、髪はこだわるものでも、何かを守るものでもありません。
肌も同じですが、それは、シャツやパンツ――コーディネートを構成するアイテムの1つです。時代によって変わって良いし、もしかしたら季節によっても。

そんな気持ちでいます。女性らしさを髪で守れないので(笑)、それなら手に取るトップスの素材を柔らかいものにすれば良い、と思っているのです。というわけで、今の気分に合わないので切りました。

30代後半から42歳まで続いた「おしゃれ更年期」が抜けて、やっと、新しい気持ちで「ストレスなく」ファッションが楽しめる――と思っていたのに、ああ、またやってくるのですね。ここ数か月、なんだかしっくりこない、という思いでいました。出かけるまで、さらに時間がかかるのです。気持ちと外見をつなぐものであるべき服が、その機能を果たしていない。ストレスなのです。その理由の1つかもしれない髪を切ることで、もしかしたら何かが変わるかも、という甘い期待を抱いて。

まだ切って数日ですが、まず装うことの視点が変わりました。髪をほぼ毎日1つに結んでいたときは、あまり気にしませんでしたが、襟のデザインを重視するように。デコルテを大きくぐっと開けると、首がより細く長く見せることに気づきました。そして横顔、髪がつくる顔にかかる影が違う! 結んでいると生まれなかった、「余韻」というのでしょうか――が生まれる気がします。

そして、変わったことは。ピアスは忘れず。そして口紅も。

なんだかこうした、変化が今はとにかく楽しい。今までのセオリーが通用しないので、「あれ?なんか違う」と思う日もあるかもしれませんが、それもまた楽しみたいと思います!

大草 直子

CREDIT :

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