今年もやって参りました、ハリウッド最大の祭典、アカデミー賞授賞式。賞レースの結果や作品批評は専門サイトに任せておいて、今回は、23日にL.A.で行なわれた授賞式のレッドカーペットに登場した、女優たちのベストドレッサーBest3を勝手に発表!
今年のオスカーのドレスの傾向は圧倒的に、白を中心としたペールトーンを選ぶ女優が多かったこと。プレゼンターで登場した18歳のクロエ・モレッツから、『アリスのままで』で見事主演女優賞を獲得した54歳のジュリアン・ムーアまで。年齢に関わらず、皆思い思いのホワイトドレスアップの装いを楽しんでいたのが印象的でした。もちろん、顔を華やかに見せてくれる白は毎年定番人気のカラーなのだけれど、今年は特に目立っていたように感じます。その中でも素敵だった3人をピックアップ。

まずは3位。トム フォードのオフショルダードレスにティファニーのブルーブックコレクションのジュエリーでキメていた、リース・ウィザースプーン。デコルテ部分とウエストに黒が効いていて、彼女の女性らしいカーヴィなボディをより立体的に見せるデザイン選びは、「お見事!」のひと言。

3位のリース・ウィザースプーン。最近旦那さんとのツーショットを見かけない気がしますが、家庭のほうは順調なのでしょうか。

  2位は、ラルフ&ラッソの淡いピンクカラーのワンショルダードレスをシックに着こなした、グウィネス・パルトロウ。こちらは一応、白っぽいピンクということで選んでみました。ショルダー部分にガーゼとオーガンジーのバラの大きなコサージュをあしらったドレスは、シンプルなカッティングながら洗練された印象。グウィネスってば本当に、いつもドレス選びが上手なのよね。演技力はさておいて、センスの良さだけで5割りくらいイメージを水増しして得している女優、という気がしてならないのです。

2位のグウィネス・パルトロウ。常にヘアメイクとドレスとのバランスが完璧。実は地味顔なのに、ドレスで美しさが映えるタイプの典型かも。

そして、堂々の1位は!?  こちらはやはり、主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアに花を持たせてあげたいと思います(余計なお世話)。カール・ラガーフェルド様直々にデザインしたというシャネルのフラワー付きベアドレスにショパールのジュエリーという出で立ちは、彼女の赤味がかったヘアとマッチして、とっても上品なムードでした。今回、5回目のノミネートにしてようやくオスカー女優となったジュリアンは、感激もひとしお。「オスカーは私にとって大きな意味があるから絶対に獲りたい」と言っていた彼女。ちなみに旦那さんはこの映画を観て「絶対に君がオスカーを獲るよ」と言っていたそうで、離婚が多いハリウッドにおいて、なんだか心温まるお話ですね♪

(勝手に)1位のジュリアン・ムーア。念願のオスカー像がなによりのアクセサリー。ようやく獲れて、よかったね!

そんなワケで、胸キュン的ベストドレッサーBest3、いかがでしたでしょうか。セレブのレッドカーペット画像はインターネットでチェックできるので、MyベストドレッサーBest3を選んでみるのも、オスカーの愉しみ方のひとつかもしれません。

写真/AFLO