
中学のときから知っている一年後輩のお家はお花屋さんです。家から近いこともあり、我が家のお花のほとんどはココで購入。お店に揃っているお花もセンスがいいのですが、後輩(それも男子)のアレンジメント力がスゴいんです。プレゼントされた人はもちろん、プレゼントしたほうも嬉しくなっちゃうくらい素敵なアレンジなんですよね。仕事(撮影)でも小道具として花を使うシーンが多いので、事あるごとにお願いしています。

先日、白いバラをいただきました。でも、この暑さだからすぐに枯れてしまう……少しでも長く愛でられるように、花を長持ちさせる秘訣を聞いてみました。
「花瓶の水にバクテリアが発生すると茎に侵入し、そこから腐ってしまうんですよね。そうすると水を吸い上げることができなくなります。バクテリアを増やさないようにするには、水を腐らせないことかな。あとは、茎が水を吸い上げるチカラを維持させること」。
じゃあ、どうすればいいの?

「茎は人間のからだでたとえると血管ですかね。血管に老廃物が溜まっていたりすると血のめぐりが悪くなるでしょう。老廃物が溜まらないようにするには血や血管が健康でなくちゃ。うちでは花と一緒に活力剤をお渡ししています。これは花に栄養も与えますが、水をきれいに保ってくれる溶液でもあるので、2〜3日なら水を取り替えなくてもOK。活力剤がなければ、キッチン用ハイターでも代用できますよ。中型の花瓶に3〜4滴入れてかきまぜてください」。
へぇ〜、ちなみに水は冷水のほうがいいの? という問いに関しては、「普通の水道水で問題ありません。特別に冷やさなければならない、なんてことはしなくて大丈夫。でも、お湯は止めてくださいね」。
(私、ときどきお湯を入れていました……苦笑)
何日か経つと茎の先がふやけてくるでしょ? あれはどうしたらいいの?
「まさに水上げができていないサインです。本来の機能が果たせていないので茎をカットして代謝を高めてあげます。そのとき、水を吸い上げる面積を増やすため斜めにカットするのがおすすめです」。
肌のお手入れでいえば、角層ケアに近いかな。肌の表面に溜まった老廃物をお掃除して肌の代謝を高める……ってことなんだけど、と聞くと、
「確かに似ているかもしれません」との返答。まさか、肌とお花のお手入れに共通点があるとは思いもしませんでした(笑)。
せっかくいただいたお花ですし、長く楽しみたいですよね。皆さんもぜひ、試してみてください。
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