アメリカ東海岸もすっかり秋めいてきました。
快晴の中、風がさわやか。息子と公園で遊ぶにもちょうどよく。
寒くて長い冬の前に楽しくてうつくしい季節を満喫したいなあと思う毎日です。
なんとなく、今日はこの夏つくっておいしく食べたものたちを一部アップ。
・夏野菜のあげびたし

かぼちゃ、ししとう、茄子、ズッキーニ、パプリカ、おくら、などで。
しっかり冷やして食べる夏の至福の味!
息子がサマーキャンプに通うようになったので息子のいない間にこういう作り置きの仕込みができるようになりました。
そういえば今年はシソが豊作だったので、例年よりもお素麺もたくさんいただきました。
・ダークチョコレート エスプレッソクッキー

お友達が家に来てくれたときのおやつに。
最後にJacobsen Salt のエスプレッソソルトをふりかけるのがこだわり。Stamp Town のコーヒーなんだって。さすがPortland発のブランド。日本でも買えますよね。甘みを引き立てる少量の塩。という考え方は日本で餡子を煮るときとアメリカンベーキングでも同じで。フレーバーソルトを使うのも楽しいです。
・Zucchini Bread

アメリカのカリスマ料理ブロガーのレシピから。
Smitten Kitchen、写真も美しいので、見るだけでもたのしいんです。
ズッキーニを入れた焼き菓子って想像できないかもしれませんがアメリカでは一般的です。家庭菜園でもたくさんできるからでしょうね。
すりおろしていれると生地もしっとりしておいしいです。
ファーマーズマーケットで元気いっぱいのズッキーニを見たら、夏の終わりにどうしても旬のものを何かに焼き込めたくなって。
To Do List がたまっていましたが
しなくちゃいけないアレコレ、ではなくて
本当に今したいことをしよう!とある日マーケットで思い立って
息子不在時に大慌てで作ってみました。こういう気分転換もたいせつですよね。
・Fig Yoghurt and Almond Cake by Ottolenghi

ロンドンの大大大大好きなお店!Ottolenghi のレシピから。
さすが。
簡単なのに美味しくできました。Ottolenghi, 次回ロンドンに行けたら終日貼付いていたいほど好きな、デリ&カフェ。
ロンドン市内にたしか3店舗あったかな。
書籍も多数出版していてアメリカでもFoodie の間ではカリスマです。
昨年レストランもオープンしました。
そして、こちらのカッティングボードは祖父の思い出の品。
祖父の家で朝食を頂いていたときに長年使っていたもので
数えきれないほどのナイフの跡は私たち皆の思い出。
譲り受けたものをアメリカまで後生大事に持って来ました。
これからもずっと使い続けて
幸せな記憶を紡いでいけたらと思っているもの。
・Pizza Bianca with Zucchini Flower

白いピザ = つまりトマトソースを使わないピザ。
ズッキーニ、ガーリック、3種のチーズ(モッツァレラとリコッタ、ペコリーのロマーノ)、
ズッキーニフラワーで焼いたピザに、お好みで生ハムもトッピングして。

ピザ生地は生のものをWhole Foods で分けてもらいました。
繊細な味と食感が大好きなズッキーニの花を色々な形で食べたかったので夏の終わりのこの日は気分を変えてピザ仕立てに。
今回初めてピザ生地を買ってみましたが簡単だしおいしくてアリです。
子どもと一緒にピザ作りなんて、さぞかし楽しいでしょうね。
息子も生地を気に入ってたくさん食べてました。
・白花豆とからすみのサラダ

どちらも保存食でできるので大助かり!急なお客さまのメニュー、悩んでいたときに、Ariko さんの料理本のレシピで。といってもレシピというほどじゃない、とってもシンプルで手軽にできる1品。白花豆はこちらから取り寄せ。Arikoさんの本やInstagram は本当におすすめ。料理本が好きなのは何度も書いていますが、忙しいと本を見て→材料を書き出して買物に行き→手順や分量を確認しながらつくる のがどうにも億劫になってしまうでしょう。でも材料も工程もシンプルなものが多いので新レシピ、思い立ったらトライできるんです。
金箔の貼ったアカシアのボウルはお気に入りの我が家の新作です。
・クラフティ

こちらもお客さまがいらした時に急遽つくったデザート。
クラフティは子どものころからずーっと食べ続けている定番中の定番。
どれだけあわてて作っても失敗なく、絶対に!おいしい。
クラフティのレシピもたくさんありますが、わたしはグラハムクラッカーでクラストを作るのが好き。
そして我が家のレシピは生地にサワークリームも入ります。
こちらも今が旬のフレッシュのブラックベリーとラズベリーを入れて。
鼻歌まじりで料理を楽しむゆとりなんてまだまだありませんが
少しでも毎日の食卓が豊かに楽しめるようにと思う毎日。
秋の味覚も楽しみです。
雅子
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