極寒の日光へ。
「雪武装」まだまだ修行が必要です
 

お願いします。画像をピンチアウト(拡大)しないでね(笑)。本物のノーメイクですから。

昨日、朝起きて「東京の季節外れの雪」にもう、半分以上ひるみながらも、「いや。決めたことだから行こう。しかも仕事ですから」と、もうそわそわしてしまい、取るものもとりあえず、日光へ。

栃木に詳しい大森から「日光は氷の場所ですよ、冬は」と脅かされながら、ダウンがどうしても見当たらず、カシミヤニットにムートンを重ね。風を通さないレザーパンツにタイツにソックス、そしてソレル――足元は完璧にして、出発。

高速では突然の雪に驚いた事故車がちらほら。うわ、たどり着くのかな、と思いながらも到着。今日の旅の目的は、日光東照宮と金谷ホテル。荷物をホテルに置くと、雪の日光東照宮へ。うわあ。まるで水墨画の世界。色が消えた! さまざま精巧な細工が美しく、日が暮れるのに気が付かないほど見惚れてしまう「陽明門」を通り、御本社をお参りさせて頂きました。なかなか厳しい寒さでしたが、下界のあれやこれやを清めてくれるような大粒の雪が、冷たく美しく、しばし見上げてしまうほど。一応、と入れたユニクロのカシミヤニットキャップとロンググローブが大活躍でした。

少し急ぎ足になってしまいましたが、心を込めてお参りをし、もう1つの旅のメインである、鬼怒川金谷ホテルへ。クラシックで、素敵なホテル。目の前に鬼怒川を臨み、まだ紅葉も残る山肌が雄大で息をのむほど。「初の外国人向けのリゾートホテル」としての顔ももつホテルは、とてもおもてなしが温かく、居心地の良い場所でした。

今日は午後一から編集部で打ち合わせでしたので、9時台のスペーシアで(帰りは電車です)帰京。青木さんのコラムにもあったように、5つの気をすべてもつ温泉にもゆったり浸かり、贅沢な1日を過ごさせてもらいました♥

春になったら、「お願い事」が叶っていますように。そうしたら、またお礼参りにお邪魔しないと!
 

大草 直子

  • 手袋をはずしての撮影は、あまりに寒くて。もうとりあえず、という格好でスマホを押し続けましたが。こんな美しい色彩が撮れていました。
  • 金谷ホテルのリビング。川に向かってソファが置かれ、一角には暖炉が。シガールームもあり、大人の隠れ家のような風情が。またゆっくりきたいな。
CREDIT :

コート/カール ドノフュー
ニット/アンタイトル
レザーパンツ/ジョゼフ
キャップ/ユニクロ
バッグ/J&Mデヴィッドソン
ブーツ/ソレル