banana boatさんからの質問
Q.
両親に愛されなかったため子供が欲しいと思えない

33歳独身です。母はかつて地元のミスにも選ばれたような美人で、容姿に執着の強い人です。が、私はまったく母に似ていません。それどころか、決してかわいいとは言えない容姿です。基本的には普通の母娘のように接しているのですが、今思うと、虐待?と思うようなことがときどきありました。「なぜ私に似なかったんだ」というようなことをよく言われたり、無視されたり、首を絞められたこともあります。そのとき父は、見て見ぬふりでした。潜在的に「両親に愛されなかった」という思いがあるのか、絶対に子供が欲しくないと思ってしまいます。彼ができても、子供を作りたくないため結婚するのが申し訳なく、話し合って別れたこともあります。でも結婚はしたいです。このトラウマは克服できるのでしょうか?

特別ゲスト 金子稚子さんの回答
A.
「愛されなかった」という思いと「子供が欲しくない」という思いは、
切り離して考えてください。

子供が欲しくないとのこと……、私は別にそれで良いのではないかと思います。結婚というものをどう考えるかは人それぞれ。たとえば私は、「子供が欲しいな」→「じゃあ結婚したい」という順番でした。そのタイミングに出会ったのが夫で、そして大好きな人となっていったのです。残念ながら子供は授かりませんでしたが……。

結婚したい気持ちと子供が欲しい気持ちと、どっちが先でなければいけない、というものではありませんし、両方なければならない、というものでもありません。ただご縁があって結婚した、それで良いと思うのですよ。そういった「結婚における自分の思い」をクリアにされれば、どう行動すればいいか見えてきませんか? たとえば「子供が欲しい!」が一番にある男性とは結婚できないけど、ただbanana boatさんと一緒にいたいという方なら問題ない、ということが見えてきますよね。

だから、「愛されなかった」という思いには執着しないでいただけたらと思います。「愛されなかった」ことと、「子供が欲しくない」ということは切り離して、ただ「欲しくない今の自分の気持ち」だけを大切になさってください。女性のカラダと心の関係とは、どう変化するか分からないものです。どんなに子供が欲しくないと思っていても、出産適齢期が過ぎようとしてくると「生みたい」と思うようになることもあると聞きます。人の気持ちは変わるものですから、今決め込まなくていいと思いますよ。

もしかしたらですが、banana boatさんは、「人は普通子供を欲しがるもので、欲しくないと思う自分は冷たいんじゃないか」というような引け目を感じられているのではないでしょうか? そんな自分に何とか折り合いをつけたいと、過去を理由にされているのかも……。でも子供が欲しくないというのはそんなに悪いことでしょうか。また、人の気持ちというのは変わるものだということを受け入れられれば、少しラクになりませんか? どんどん変わって全然OKなんですよ! それに33歳ともう大人なのですから、その気持ちの不安定さをそのまま受け入れられる人になっていく時期がきているのかもしれませんね。

加えさせていただくと、過去だけでなく未来にも執着しないようにしていただけたら…と思います。「将来は子供が欲しくない」とか、「結婚できなかったらどうしよう」とか……。そうではなく、ただ“今の感情”を味わう。「今を生きる」とは、そういうことだと思うのですよ。それは簡単なことではありませんが、死を身近に味わうと、そのほうが力を抜いて生きられると身をもって知りましたので、お勧めしたいと思ったのです。

いかがですか?
金子稚子さんの回答、ぜひご参考になさってください。
金子さんの回答一覧を見る

PROFILE