<4>暮らしに目が向いていないときは「花を飾る」ことを忘れてしまう<br />~年末年始あなたに贈る「小さなインテリア語録12」~_img0
新年を迎える頃、花屋に姿を表す日本水仙。春を感じさせる花をいち早く生けたい。アンティークのコーヒーポットにそのまますっと生けるのが好きです。

あなたが花を買ったのはいつですか? 私は気づくとここ数ヶ月、花を買っていませんでした。頂いたことはありますが。週末に家にいないことが多かったのも、理由のひとつ。でも、そのことに気づいたとき、気持ちに余裕がなかったこと、インテリアに心が向いていなかったことを改めて知りました。「花は生きているインテリア」だと思います。手をかけないと、美しさが続かない。日々、水を替え、生け替えることが必要です。だから、花はインテリアと自分の距離を計るバロメーター。久しぶりに花を買って家に帰った日ーー花を飾るために掃除をしたり、ものを動かしたり。その時間をとても愛おしいと思いました。

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『心地よく暮らす――インテリアの小さなアイデア109』


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