【2回連載】ジョン&モニクインタビュー
1回目「40代なんてこれからだよ!」
年が明けて寒い日が続いています。冬のはじめに、憧れのご夫婦に会いに、青山に行ってまいりました。そのご夫婦とは、バッグブランド「J&M DAVIDSON」のデザイナーの、ジョン&モニク。イギリス人のジョンと、フランス人のモニク。真面目で誠実な中にある、遊び心や艶っぽさ。ジョンとモニク、それぞれが持っているチャームが、2人ご一緒だと、まるで1つの「空気」みたいにしてプレゼンテーションされるんですね。パートナーっておもしろい。
大の日本好きで、旅を愛しているお2人が来日されると聞きつけ、インタビューをさせて頂きました。実際にお話しされている様子は、こちら動画でご覧くださいね。
そう、この「ヴィヴィ」のように、J&M DAVIDSONのバッグには、女の子の名前の愛称がつけられています。このこと1つとってみても、デザインを手掛けるご夫妻の、バッグやブランドに対する愛情が伝わってきます。例えば、2年ほど前から再ブレイクし、日本でも大人気のカーニバル。こちらはなんと、1984年のブランド創設から数年で完成した初期のモデルで、ずっと人気が衰えないアイコンバッグ。モニクは「夜ディナーに行くときや、クラブに踊りに行くときに、財布とリップだけ入れて持って行っていたわ」
私も持っている、JET SET コレクションのカーニバルは、スタッズ付きの長いストラップが付いているので、「同じシチュエーションで使っています」と言うと、「でしょ」と、おちゃめな表情をされていました。
2人にデザインソースなどを聞いてみたら、「旅からインスパイアされることが多い」とのこと。さらに、時代に左右されない、エターナルでシンプル。かつ、どこにもないリュクスなデザインは、やはり2人のコラボレーション。「本当にジョンは本当にまじめで、私が朝、ダイニングで朝食の用意をしていると、仕事の話をしてくるのよ」とにかく長い時間を一緒に過ごす2人の、センスや好みや、価値観が一緒になるからこそ、あの唯一無二のバッグができあがるのですね!
次回は、お2人の仲の良さの秘訣をリポートしますね。40年も一緒にいるのにこの、フレッシュな愛情と温かな雰囲気の理由をご覧いただきますね!
ニット/ドゥーズィエムクラス
付け襟/ナノユニバースのセットアップのものを使用
デニム/シー
シューズ/レペット
撮影/横山順子(バタやんとご夫妻のお写真は私が撮影しました(笑)) 動画撮影/川端里恵
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