ライナーをつけたまま着ています。

少し前に、HYKEのトレンチコートを買っていたのですが、少し暖かい日もあるので、今週から着ています。実店舗まで行くことができず、けっこう勇気が要りましたが、試着せずにネット買いし、合わなかったら返品しようと思っていました。

154センチの私は、サイズ1でぴったり。ベルト通しより上の位置で、ベルトを結んでいます。買った後、そう言えば、寺谷真由美さんが以前にミモレで同じトレンチを紹介されていなかったっけ?と思い出し、検索してみたら、やはりおソロでした!

HYKEからは、BIG+LONGというゆったりシルエットのトレンチも発売されていますが、私は確実に数年は着続けたかったこともあり、よりベーシックなほうを選びました。ライナーがあれば、冷たい風が吹いても温かいです!

ウィーン・フィルが世界に発したメッセージ

さて、つい先日、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートをテレビの再放送で観ました。その中で、楽団の責任者の方だったと思うのですが、とても心に響くことをおっしゃっていました。喜ばしいことばかりではない今の世の中、男女が手を取り合って踊る曲を敢えて選び演奏することに意義を感じている。私たちは、私たちにできることを通じて、世界に対してメッセージを発信したい、という趣旨の発言でした(テープ起こしをしていないので、一言一句正確という訳ではないことをご了承下さい)。

今年の指揮者は、ベネズエラ出身のグスターボ・ドゥダメル(ニューイヤーコンサート史上最年少の35歳)。家庭が貧しいなど、困難な立場にある子どもたちにも開かれた音楽教育プログラム、エル・システマの出身である彼が選ばれたことにも、強いメッセージ性を感じます(もちろん、純粋に彼の実力と人気は大変なものです)。現在、東日本大震災の被災地の子どもたちのために音楽教育を行うエル・システマジャパンの代表理事、菊川穣さんとは、以前にお仕事でご一緒させて頂いたこともあり、特に印象に残りました。

ウィーン・フィルは、十年一日のごとく古典音楽を演奏するだけの、浮世離れした存在ではなかった。誰にでも、自分の場所でできることがある。そのことに、いたく感激したのでした。