超ジャンクだったりコンビニエントなものも食べちゃいますが、身体に入れるものに心を配ることは大切だと日々痛感する中年期の有田です。さて、昨晩は中国食養生研究家パン・ウェイ先生の「食べる薬膳料理教室」に行ってまいりました! 3ヵ月に1回、この会を主催しているお友達に誘っていただき、今回で4回目。先生のスタジオで薬膳料理をいただきながら、季節ごとの食材や調理法の話を聞く、おいしくてお気楽な教室です。

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「パン・ウェイキッチンスタジオ」は代々木公園駅からすぐ。1階は著作や物販のコーナー。2階がキッチンスタジオです。黒ゴマ、ハチミツ、ピーナツバターなどを混ぜ混ぜした、大好きな黒ゴマペースト(¥1160)を今回も購入。

今回のテーマは「早春の解毒と花粉症対策」。この時期は、粘膜が弱っているところに肝臓の機能が低下するので、粘膜強化はもちろんですが、まずは肝臓の働きを促す食材をとることが大切だそう。「花粉症の方に積極的に食べていただきたいのが、ニラ、セリ、セロリ、クレソンなどの香りの強い野菜。大葉もいいですよ」とパン先生。肝機能を高めてくれる食材を中心に、なんと55種類の食材を使った薬膳料理が次々と出され、コース半ばですでにかなりの満腹感が。

薬膳料理なのでアルコールは禁止。温かいお茶と一緒にいただきます。先生はほとんどアルコールが飲めないそうですが、なぜか不思議とお酒にぴったりの料理が次から次へとw。先生の定番料理でみんなも大好きな“青菜と魚のたっぷりの酢のものケーキ(今回は2種類の魚にほうれん草と大葉に白ゴマ、黒ゴマ、菊の花をあしらって)”も登場。カップ1杯の酢を使うそう。これは絶対にまねっこしたい!

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野菜たっぷり、パン・ウェイ先生の薬膳料理。小さなポーションでたくさん出てくるのがとても楽しい。春巻きの皮でぺたんとはさんで上げた餃子は、レンコンのみじん切りの歯ごたえが最高。
 

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北京流の麻婆豆腐丼。「辛かったら残してくださいね」とのことですが、ぺろりと完食。ご飯には粟がブレンドされていました。

続く鶏肉料理には、先生の新レシピ「棗バター」が使われていて、超美味。お肉に良くあいます。シメの炭水化物は、私がはじめていただくご飯もの。北京で昔から食べていた実家のレシピを再現した麻婆豆腐丼です。花椒のさわやかな辛味がすっきり。でも辛いわ。北京では麻婆豆腐に羊肉か牛肉を使うらしく、内陸でとても寒い地方なので身体が温まる羊肉はポピュラーなのだとか。





雑談の中で印象的だったのが、血液型別、相性のいい食材のお話。
「A型は4タイプの中でもっとも古いベースの血液型なので化学調味料などの新しいものは苦手」
「O型は小麦を食べるとすぐに太るけど、肉を食べると痩せていく」
「A型は満遍なく食べて大丈夫。というか満遍なく食べた方がいい人」などなど。

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キッチンで料理中のパン・ウェイ先生とアシスタントさん。料理をつくって、サーブして、おしゃべりしてと先生、大忙しです!
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デザートプレート。抹茶豆乳にお団子、苺&生クリーム、そして北京の伝統菓子。雷おこしと似ていて、小麦粉を油で揚げたものに飴を絡めたもの。食感も楽しいひと品。

ちゃんとメモを取っていなかったので、ひと晩ぐっすり寝たら、断片的にしか覚えていない・・・・・。「記憶力アップ」のテーマとかお願いした方がよいでしょうか? 間違えていたらごめんなさいっ!
笑顔がとってもチャーミングなパン・ウェイ先生の食べる薬膳教室に行った翌朝は、目覚めもすっきり、体調もすこぶるいい感じです。そのほかの各種教室もサイトで申し込めるので、薬膳に興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

パン・ウェイの薬膳教室・中国家庭料理教室
東京都渋谷区富ヶ谷1-49-6 代々木公園ISIハウス
tel. 090-2219-6107