「特別展 茶の湯」に出かけてまいりました。新緑の上野公園の中を歩くだけでも気持ちが良かったです。


国宝・重要文化財の茶碗や軸などが揃った贅沢な展示!イヤホンガイド(実はわたし、音声ガイドが大好きなのです)を借りて巡りました。春風亭昇太さんの解説もわかりやすかったです。

大胆に削り出され、歪められひびが入った無骨な茶碗に、実は緻密に計算されている隠された作為を感じます。数百年前の茶人が愛した品々、どのような時を経てきたのだろう…展示の前に立ちすくんでしばらく離れられないほどでした。


展示を進んでゆくと嗅ぎ覚えのある大道具の匂い(笑)…古田織部の「燕庵(えんなん)」を再現した茶室の模型が設えてありました。こちらは撮影可ということで、何枚か撮らせていただきました。


夢のような時間はあっという間で、次の予定のために博物館を後にしました。6月まで開催されているのでもう一度行きたいと思っています。行けるといいな。
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