特別展 茶の湯」に出かけてまいりました。新緑の上野公園の中を歩くだけでも気持ちが良かったです。

 
上野の東京国立博物館平成館は数年前エルメス「レザー・フォーエバー」で訪れた以来です。

国宝・重要文化財の茶碗や軸などが揃った贅沢な展示!イヤホンガイド(実はわたし、音声ガイドが大好きなのです)を借りて巡りました。春風亭昇太さんの解説もわかりやすかったです。

志野茶碗「卯花墻(うのはながき)」(三井記念美術館蔵)は、安土桃山時代に作られていますが、現代の生活様式にもピタリとはまるかのようなモダンなデザインです。図録より。

大胆に削り出され、歪められひびが入った無骨な茶碗に、実は緻密に計算されている隠された作為を感じます。数百年前の茶人が愛した品々、どのような時を経てきたのだろう…展示の前に立ちすくんでしばらく離れられないほどでした。

この茶室には窓が多く取り入れられています。
下地窓から中を覗いてみました。

展示を進んでゆくと嗅ぎ覚えのある大道具の匂い(笑)…古田織部の「燕庵(えんなん)」を再現した茶室の模型が設えてありました。こちらは撮影可ということで、何枚か撮らせていただきました。

会場で販売されていた図録は、宝物図鑑のようで眺めているだけで気持ちが豊かになります!
自宅に戻り、お茶とともに。お約束の御菓子は末富さんの「白酔墨客(はくすいぼっきゃく)」です。麩焼煎餅にかかった黒糖のひび割れ、先日拝見した相馬焼の茶碗の貫入を思い出しました(何でも食べ物を連想)

夢のような時間はあっという間で、次の予定のために博物館を後にしました。6月まで開催されているのでもう一度行きたいと思っています。行けるといいな。