

肝斑やシミ、ニキビ跡など、いわゆる顔にあらわれる「影」をいかに隠すか……。店頭でも似たような質問をお客さまからいただきます。さらに、「肝斑は隠したいけど仕上がりはナチュラルに」という私たちの肌に対するニーズはどんどん高くなるばかり(笑)。
手っ取り早く隠す方法、それはコンシーラーでカバーすることなのですが、使う量、そのテクニックによっては、「ヨレる」「崩れる」「厚ぼったく見える」といったマイナス要素が目立ってしまうこともありますよね。
パウダーでもなく、クリームでもないウェットなテクスチャーが肌にピッタリと密着し、つけたままの仕上がりをキープするスックのエマルジョンタイプのファンデーションは、こしあんママさんのような悩みを持つ方のためにつくられた、といっても過言ではないくらい、多くの方から高い評価をいただいております。今回はこのファンデーションを使って、肝斑をカバーするメイク法を紹介します。

<step1>
まずはファンデーションの適度な量を覚えましょう。メイクをしたのに肝斑が目立ってしまう、という悩みの原因のひとつに「化粧崩れ」があります。その原因を探っていくと、ファンデーションの量に問題があったのです。半顔で必要な量はスポンジ半分で充分。円を描くようにファンデーションを染み込ませます。


ヨコから見るとこんな感じ。また、左右のスポンジを見比べると、右のスポンジはファンデーションを多く取りすぎているため、スポンジの表面が潰れています。この適量を覚えましょう。
<step2>
スポンジについたファンデーションを肌に密着させていきます。気をつけたいのは、力加減です。頬が引きつるほど力を入れてはNG。ふんわりとスポンジをスライドさせる程度で大丈夫です。

頬全体にポンポンと置いてから、

中央から外側に向かって薄く均一に広げていきます。

気になるところにはスポンジにファンデーションを少し取り、ポンポンと足してもOK。粘度のあるテクスチャーなので、コンシーラーの役目をしてくれます。このときもヨレや厚塗りを防止するため、スポンジ使いをおすすめします。
最後に、ハイライターをふんわりと重ねるひと手間を忘れずに!目頭の下に入れてください。光を集める演出は肝斑から目を遠ざける効果もあります。

- 大林加寿美さん/SUQQUアーティスト関西のSUQQUカウンターで勤務後、メイクの素晴らしさ、SUQQUのコンセプトを伝えたいと思いアーティストへ。ベースメイクや目元のメイクを得意とし、特にお客さまに合わせた眉のお手入れ方法や描き方に感銘を受けるファンが多い。
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